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    村田裕子先生とランデブー

    • 2013.03.31 Sunday
    • 20:10
     ボーッと、村田裕子先生の本をAmazonで眺めていた。

    村田裕子先生は、実は高校の同級生で(文系と理系だから知らなかったんだけど!)、ひょんなことからFacebookでお知り合いにさせていただき、リアルでお会いすることもかなったという超ラッキー♡

    素敵でかつ自立されている、自分の好きなタイプの女性です。

    さて、フリージングの本は、あれ、これはkindleになってるよ。
    料理の本って、即時性のものなので消えてゆくのも早いんで、こういうものこそ電子化すればいいのになー、どうしてそんなに点数ないんだろう、ブツブツ・・。
    蒸し物の本があるよ。これいいなぁ。野菜とか蒸したらヘルシーだしねぇ。
    ・・とその下を見ると、自分も購入した「ごちそうの教科書」が。これで作ったすき焼き新鮮だったよなぁ。

    それにしてもいっぱい仕事されてるよなあ。

    自分の仕事というものを他人に説明するのって結構難しい。
    でもその仕事を中心に人生が成り立ち、その仕事により対価としての報酬を得て暮らしを成り立たせているわけで、しかもその仕事に誇りや歓びまでをもらい、それが今の自分を形作っていることは事実で、そのくせそれを他人に説明するのは結構難しいときてる。

    TVに出てる村田裕子先生も素敵だけど、こうやって彼女の仕事は、やっぱり、レシピが本となって、各人の手元に届き、それを手にとった方たちが、各々でレシピを再生し、それをあるいは自分なりにアレンジして、実際口に入れて味わう。
    こんなことなんて誰もがすることじゃないよね。
    彼女の思考過程をトレースして、そんでもって実際作って、それを口にするなんてね!
    ああ、なんてprimitiveで素敵な職業なんだろう。

    また話がこむつかしい方にそれてしまった。

    で、その下の方に、電子レンジ圧力鍋の公式レシピブックというのがある。
    なんじゃろか?
    読んでみると、本格的圧力鍋ほどではないにせよ、低圧で、しかも電子レンジで使える、シリコン製?の圧力鍋のレシピブックだった。
    なんか面白そう。蒸し物にも当然使えそうだし。

    ガジェット好きの自分は興味津々。

    思えば、料理道具で、最後から二番目と購入したのがティファールの圧力鍋だった(最後がフードプロセッサー)。あれからずいぶん圧力鍋料理にも馴染んできたという自負もあるんだけど、なんか手軽さがとっても気にかかる。

    で、村田裕子先生のレシピブックと一緒に、圧力鍋もAmazonクリック!したのでした。

    これっていわば、村田裕子さんとのランデブーみたいなもんじゃないのかな。

    自分には料理家という職業はわからなけど、そんなふうに考えて、なんだか妙にワクワクしてきたのでした。

    だからまだ生きてゆかねばならんのだよ 松山ケンイチ「敗者」を読む。

    • 2013.03.30 Saturday
    • 14:04
     今週はしんどかった。

    なぜか月一回の日赤カンファレンスも失念してしまっていたし、ホントに頭のどこからも欠落していたのだ。こんなこと開業して14年ではじめてだ。

    頭のなかでドロドロと分けのわからないものがとぐろを巻いている。その蛇は鎌首をもたげて、赤い舌をちろちろさせながら、いつでもおれに喰い付けるようにおれを上目づかいで見ている。そりゃあ蛇に上目づかいがあるのかと言われたらわからんけど。そんな感じ。

    3月は去るというがまったくそのとおりだ。

    知らぬ間に花はほころび、春が満ちている。だが人間がそう簡単に変われるのかというとそんなことはないわけで、だから毎日Sit!を重ねながら一歩でも前に進もうとする。そのより前に出ようとする意思だけが、自分を支えているのかもしれない。「鋼の錬金術師」の人造人間に、「強欲」という名前のもいたっけ。でも自分が「欲望」を失ったら、多分呆けていって崩壊が始まるだろう、精神も肉体も。

    鳥越俊太郎さんは、著名なジャーナリストだ。

    大腸がんと何度かの転移を乗り越えて、今もなおアクティブに生きられておられる。
    彼の食生活はなんと1日1400-1500calで、朝は、ジャコと豆腐・豆乳ヨーグルト・紅茶、昼は抜き、夕食は刺身とかサラダとか煮魚で、ご飯は食べないとのことだ。そして運動は週3回ジムで。
    自分も以前と比べたら随分ストイックになったつもりだが、やはり煩悩を払拭することはできない。
    炭水化物制限ダイエットも随分怪しくなってきたしなぁ(ビールは乾杯だけにしてますよ)。
    まあ、煩悩があるから生きてる人間だとも言えるんだけど。欲望の垂れ流しはいけません。

    その混迷の今週だが、頭のなかで、「WatermelonMan」が鳴り響いている。

    ハービー・ハンコックのデビュー・アルバムに収録されており、ジャズの名曲だそうだ。
    以前も書いたけど、自分はジャズにはホント疎くって、だから、こんな古典的名曲もホントに素直にsense of wonderをもって接することができる。それはちょっとお得な感じだ。
    スイカ売りの声を元にこの楽曲は作られたそうだが、脳内スイカ売りが、天秤ばかりにスイカを担いで、なぜかストリートをスケボーで駆け巡っている光景が脳内劇場で再生される。彼はベトナムの農民のようなスゲガサをかぶり、その目の光は実はとても鋭い。ウォーターメロンマンはどこにでもいるぜ、お前さんの隣にもな、いいか油断するんじゃないぞ、おれはいつもお前を見ている。そんなフレーズだ。

    松山ケンイチ氏の手による「敗者」を読了する。

    これはNHK大河ドラマ「平清盛」出演の1年にそって書き綴られたエッセイだ。
    「平清盛」が低視聴率だったから「敗者」なのではない。
    マツケンにとって、自分の役者人生の中で、ある歴史上の人物の一生を最後まで演じるのは多分はじめての経験だったろうと思う。
    子供時代の「平太」から、死ぬまでの剃髪姿の清盛まで。
    「敗者」という言葉は、それをたったの1年で演じたが十二分に演じきれなかっただろうマツケンからの、逆説的なメッセージなんだろうと受け取った。

    それにしても彼の文章は非常に清らかであり、欺瞞がない。
    この男が演技者として、まだまだ高みに登っていかんことを一ファンとして祈らずにはおれない。
    自分にとっても「清盛」のドラマは、なんだか他人事ではないドラマだった。
    一度50歳で死の淵をさまよった清盛が、再生して、そのあとでようやく手に入れた「武士の世の頂点」が、もはや武士の望んでいるものではなかったということ、それは清盛自身がもはや以前の武士ではなかったからで、全国では打倒平家ののろしが見え隠れし始めている、朝廷からも平家を疎んずる声が出ている、そんな皮肉。
    そして、滅びてゆくだろう平家の行く先を知りながらも自らは死ななければならないというジレンマ。

    「まだ武士の世は出来ていない。わしがおらねば武士の世など出来ぬ」
    熱病で63歳で死んだのに生霊になって現れ、そう言う清盛に、西行はこんなふうに語るのだ。
    「皆そうだ。清盛に思いを託した者たちもみなそのように思いながら死んでいったのではないか」と。
    そして、その言葉を聞いて、清盛は、もう敗けてもいいのだ、と、悟る。

    そうやって、ひとつの命が滅しても志は水脈の下でも引き継がれてゆくのだ・・
    だた、自分が死ぬ時が来て、そんなふうに感じたりできるのだろうか?
    まったく先は不透明だけど、そんな景色に出会えればなんて素敵なんだろうと思った。

    とにもかくにも、生きてゆくということは、なんと難しく、そして楽しいのだろう。

    だから、まだ、生きてゆく。

    【蛇足】あとがきより引用

    父になってみて、成功か失敗かということよりも、本気か本気でないかの方が大事だと確信できたことは、自分にとっても大きな変化だった。

    【蛇足その2】

    しかし、下書きはほとんどGmailでやってるんだけど、なんだか使用が変わって、使いにくくなったな。小奇麗なレイアウトではあるんだけどね・・。

    「吉祥寺キャットウォーク」byいしかわじゅん

    • 2013.03.30 Saturday
    • 07:46
    評価:
    いしかわじゅん
    エンターブレイン
    ¥ 777
    (2012-07-25)
    コメント:久々のいしかわじゅん先生^^

    評価:
    いしかわじゅん
    エンターブレイン
    ¥ 798
    (2013-02-25)
    コメント:続き読みたい!

     最近の漫画の選択肢がわからない。

    「ワンピース」も読めばいいのだとは思うのだが、なんかね〜。
    「バカボンド」も再開されたけど、連載が切れた所で心も切れたままになっている。

    それにしても、若い漫画家たちの表現力の豊かさよ。

    で、いしかわじゅん先生である。

    彼は、漫画家’s漫画家というか、通好みというか、
    でもマンガ評論してるいしかわ先生が現役の漫画家だということはあまり知られていない(ホントか?)。

    その昔、
    「パンクドラゴン」「チャンドラ」などのギャクものとか、
    リリカルなSF群たち「約束の地」「スノオ外伝」「至福の街」とか、
    みんなきっと読んだだろう、週刊プレイボーイ連載の「東京物語」!とか。
    ところであの話の最後はどうなったんだろうね?

    ・・てな訳で、石川先生の本を買って、最後まで熟読した記憶はないのに、やはりいしかわじゅんは同時代の作家なのだ。

    そのいしかわ先生が、ホームグラウンド「吉祥寺」を舞台に群像劇の連載を始めたという。
    タイトルもそのまんま「吉祥寺キャットウェーク」。

    1−2巻を続けて読んだけどこれがいい、たまんない。
    主人公のちょっといかした女の子、
    彼女の学園生活、ゲイのカップル、アウトロー、ヤクザ。
    誰が偉くって、誰が新米とかじゃない、みんなきっちりした目線で物が言える(これが一番大事なこと!)
    でもその中にも世間っていうようなものが存在しており、ちゃんと上下関係はあって、
    それでいてこのマンガはやっぱり少年漫画やら少女漫画ではなく、
    残酷に美しく、残酷に醜く、時は現実だけじゃなくって、マンガの中の誰の上にも平等に流れてゆくんだ。

    こんなマンガを書けるのは、ホント、いしかわ先生くらいのものかもしれないよ。

    参考URL

    I Thought about You(きみに首ったけ) Sax歴3ヶ月になりました。

    • 2013.03.27 Wednesday
    • 17:36
    ↱調子に乗ってこれもiPhopn写真です。

    NHK BSプレミアムで放映された「渡辺貞夫in下関〜音楽の履歴書〜」を観ました。
    NHK山口放送局の制作ですが、これはなるべく多くの人に見ていただきたい心に沁みる音たちでした。

    <曲目>
    「I Thought about You」
    「If I should lose you」
    「Blue'n Boogie」
    「SONG OF MAY」
    「Manha de Carnaval」
    「I'm Old Fashioned」
    「Everything Happens to Me」
    「Life is All Like That」

    【出演】
    渡辺貞夫(サックス)、グレッグ・マッケンジー(ピアノ)、荒巻茂生(ベース)、竹村一哲(ドラムス)、ンジャセ・ニャン(パーカッション)

    という、去年『Monk』で観たのとおんなじメンツのツアーだったんで余計だったのかもしれません。

    渡辺貞夫Quintet2012(2012.11.28)


    渡辺貞夫さんといえば、日本の、いや世界のJazz界の大御所です。
    そして自分にとっても師匠(マスター)であります。
    師匠といっても師事しているわけでは当然無く、心から慕っている片思いの師匠にしかすぎないんですけどね。

    「STARWARS」でいうところの、ルーク・スカイウォーカーにとってのオビ=ワン・ケノービみたいなものなのかな?
    いや、渡辺さんもだいぶお年を召されたので
    (だって80歳で現役で、デビュー60年で、ツアーもやってるんだから!)、
    どちらかと言えばForceを持つヨーダの方かな?

    彼を松山の老舗のライブハウス「Monk」に観に行ったことで、
    たまたま待ち合わせた中村くんの隣りに座っておられたジャズ教室生徒のWさんと意気投合したことで、
    島村楽器の音楽教室(エミフル)でサックス体験に巡りあい、
    そして愛媛のJazzMaster・上先生に出会い、
    Sax教室に通い始め、
    セルマーの楽器まで手に入れて、
    先生が教えてくださるいろんな楽曲が新鮮で、ワンダフルで、
    今はだから、Jazzには疎かった自分が、いろんな初対面の楽曲(たとえそれが古典でも)にワクワクドキドキしている蜜月期なんですよね。

    この歳で!初恋です!

    そうやって出会った楽曲の中には、みなさんよくご存知の、
    「アメージング・グレース」やら、「ムーン・リヴァー」やら、「枯葉」やら、「黒いオルフェ」なんてぇのもあります。
    チャーリー・パーカーだって、森田童子の歌詞くらいでしか知らなかった男が、ですよ!
    歳の割には、60年代フォークとかにちょっと詳しい、そういうタイプの男が、ですよ!

    今度は、その生徒3人で、
    ハービー・ハンコックの名曲「ウォーターメロンマン」を三重奏してみようかという話になってきており、
    一昨日はじめて吹いてみたりしたわけで、
    下手は下手なりに、手は動かず、息もしどろもどろだけど、心はウキウキ♡なわけで・・・

    たった1ページの楽譜が、ちょっとずつアドリブを入れたりして変わりながら繰り返され、そんなこんなが何回か繰り返され、最後のフレーズでピタッと決まる。
    pop musicとはまた違う、演奏者の歓びの息吹みたいなものを、自分で吹いていて、ちょっとだけ感じ始められてもいる(錯覚かも?)今日このごろ。
    そして耳は立派な年増なのに、手は動かず、自分の楽器から出る音は脳内ではナベサダと一緒のはずなのに、全く違うんだよなー、このギャップ。

    渡辺貞夫さんはJazzは人生だと言われてましたけど、まさに、そんな感じでしょうか。

    そんなわけで、なかなかではあるものの、周回遅れのJazzとの恋に現在進行形で格闘中なんでありまする

    音楽を文章にするのは難しいので、前回サックスのことを取り上げてから数ヶ月たちましたが、こんな感じなんです、ということで。

    What a wonderful JAZZ musicでした。

    コメント:今、聴いてます。渡辺さんのアイドルが、チャーリー・パーカーなんで、彼はアイドルを超えることなんて決してない、彼は自分の中の音を楽しむことで演奏してたんじゃないかと。確かに音を楽しむのが音楽ですもんね。そこまでいけるといいですよね。

    コンデジで撮る桜(松山城)はiPhone写真とどう違うのか?

    • 2013.03.26 Tuesday
    • 13:40
     久々にコンデジを引っ張り出してきた。

    ボケのある写真を取ろうと思っただけのことなんだけど、去年もおんなじようなことを考えたようで、おんなじようなアングルで写真撮った。
    みなおんなじようなことを考えるのか、携帯やらスマホで、花びらに近づいているヒトのなんと多いことか。
    おもしろやおもしろや。
    それでもみんながインスタント・アーチストになるのは悪いことではないと思う。
    ジョン・レノンも『インスタント・カーマ』って歌ってるしねぇ(なんの関係もないけど)!
    だからこの時期、SNSは桜まみれになるんだろう。

    で、オリンパスのコンデジXZ-1で撮った写真を。

    sakura20130324.JPG

    そんなこんなで天気を懸念して出かけた、松山城で、晴ればれとホレボレと、桜にまみれた。

    (弁当写真はiPhone^^;)

    天気も回復し、
    ちょっと汗ばんだ城山で、
    竹の皮で包まれたおにぎり弁当(自分が頂いたのは『水軍弁当』だけど、他に『平八郎』『真之』『好古』とか坂の上の雲シリーズ!)を、風景と桜を愛でながらいただき、
    (念願の『丁字村』の弁当で、お店はというと東雲神社の登り口のロープウェイ街にあって、何度か自転車で走り抜けた時に食べたくってたまらなかったんだけど、10時開店なのでなかなか時間が合わなかったのだ!)
    お茶を飲み、
    なんていうか、高度132mの澄んだ空気を満喫したのでした。

    でも、Ey-Fiカード(無線LAN搭載のSDカード)とのiPhone連携はままならず、なんだか今もうまくいっていないのだけど。

    sakura20130324-2.JPG

    iPhone1台でカメラはいいと思ってたけど、やっぱりPowerShotNとか欲しいかなあ。

    iPhoneで寄った渾身のショットはこちら↴

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