えひめ排泄ケア研究会・第10回学術講演会が終わった。
今回は、初の試みの、市民公開講座が日曜の午前に開催された。
NPO法人・トイレ研究所の加藤先生を呼んで、『子供の健康はトイレから!〜ウンコビッチ博士と一緒に遊ぼう!〜』というタイトルで。
今までは、どちらかと言うと高齢者の排泄の話で、そんな感じで押してきた(なんてったって排泄ケア研究会だからね!)。
今回はじめて一般向け、それも子供をターゲットにしてしかも市民公開講座、という、全部はじめてづくし。
ワクワクしながら、ドキドキしながら、ヒヤヒヤしながら、加藤くんの力を信じて準備してきた。
それが今、目の前で開催されている!
100人余りの親子連れに参加していただき、有意義な90分を過ごすことができた。自分たちは、前日に、1時間かけてダンボールトイレを作ったけど、会が終わって、子供たちが、我先にとそれに群がり、欲しがってくれたのはとっても嬉しかった。
会が終わって、ウンコビッチのかぶりもの+白衣+体育館の熱気で廃人状態になった加藤くんを、空港まで送ってゆく予定だったのだが、突然雷がなり、雨が降りだした。
それまで晴れてたのに、何じゃあこりゃあ状態の二人。
最初は先生を帰したくない涙雨ですよとか言って笑ってたけど、全然雨はやまず、反対に威勢を増すばかり。
外に出てみると、ますますの集中豪雨で、愛媛大学の前の道は、沼状態!
その中をズブズブと、自分と加藤くんは意を決して進んだのだった。
腰までびしょびしょ!クルマは水かけて通りすぎてゆくわ!もうわけわからん二人!
ずぶ濡れで日赤までたどり着いて、低姿勢でタクシーに乗せていただく。
平和通りも、お堀の池も、もう川になってて、その中をクルマがすごい水しぶきで恐る恐る進んでいる。
横をクルマが通りすぎていくと、視界は水で見えなくなる。それをワイパーではねのけて我がタクシーも進んでゆく。
その日のうちに旭川にいけるのか、加藤?ってな感じで、それでも、空港で固く握手をして別れたのだった。
帰ってくると、愛媛大学前の道は水没しており、消防車が封鎖しており、水没して動かなくなったクルマが3台、消防士さんたちが、タクシーの運転手さんと一緒に押していた。
こんな事あるんだ、松山!
(翌日の愛媛新聞によると、24棟床下浸水、落雷で1831戸停電と記されていた)
てな、感じで、学会の話にあんまりなりませんでしたが、翌日の新聞にはちゃんと掲載されてました。
【内容】
うんちのしゅるいをべんきょうしよう! きみのうんちはキラキラそれともヒョロヒョロ?
うんちはどうやってできるの? たべたごはんは、どうやってうんちになるんだろう??
じしんのとき、トイレはどうなるの? トイレのおみずが、でなくなったらどうする??
トイレットペーパーでじっけんしてみよう! トイレットペーパーをおみずにとかしてみるよ♪
みんなでつくろうきんきゅうトイレ! しんぶんしとビニールぶくろでトイレをつくってみるよ♪
うたって♪おどって!うんちっちたいそう♪
そして僕の長い長いお盆の週も終わったのだった。
参加してくれたみなさん、尽力していただいたスタッフ、ウンコビッチ博士と助手のブリットニーちゃん、みんなみんなお疲れ様でした!
みんなの力でまたウンコビッチ博士が松山空港に降り立つといいねえ〜。
えひめ排泄ケア研究会
ご存じ、あらきクリニックの荒木先生!の勇姿。