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    9月28日の戯言

    • 2011.09.29 Thursday
    • 14:18
    評価:
    コメント:おおこれは・・

    一日崩壊してました^^;

     ■二日酔いだっちゃ、だっちゃはラムちゃんか。ああラムちゃんは今どこにいるのかな。
    亀の上に象が乗ってその上に世界が成り立っているといううる星ワールドを創り上げた押井守監督だけど、あれで『うる星』ある種終わったよね。
    でもあの実写『AVALON』のムコウにもA・ワイダの『灰とダイヤモンド』があったとは。驚愕の荒野の果てには?

    ■『驚愕の荒野』はたしか筒井康隆だったか。星新一がいなくなって、小松左京までが死んじゃったな。
    平井和正の『狼の怨歌』漫画版、久々だったがあのstory今でも結構斬新だった。
    その平井和正先生は生きてるんだろうか?Apple Storeにも『ウルフガイ』シリーズあったのにちょっとびっくり。本の方は絶版みたいだし。
    今、新聞の見出しとかみててもなかなか欲しい本って見つからない。それと本を読むために時間割くのが難しくなってる。音楽も。みんな同じか。
    いろんなもん削って、しがらみだけはしょって、そしてついでに自分の棺桶も背負って。

    ■と言いながら昨日もヒーコラヒーヒーへへへヘェヘェしまいにゃナチュラルハイになって外来やってました。

    ■状況(やつら)はすべてのラスタマンを殺せない。そう言ったのは、あの漫画原作者の狩撫麻礼だったかな。
    「ボーダー」ってマンガ知りませんか?
    それのセルフリメイクを、平安時代に状況移して、往年の黄金コンビが二人?でやってんですよね。
    ンチャンチャ、裏打ちのレゲエビートで、lively up your self.って。
    ああきっと冒頭の一行もボブ・マーレィなのかな。

    ■最近読んだblog関係の本で面白かったのは、
    本屋さん平積み必須の『中国嫁日記』、ジンサン、あれいいあるよ。

    Happiness&Rest約束してくれた君 だからも一度あきらめないで真心がつかめるその日までsomeday,someday,someday・・

    • 2011.09.29 Thursday
    • 13:58
    評価:
    コメント:わくわく

     ジュール・ベルヌの小説とかにも、子供ジブンには胸踊らせたものだ。
    『海底二万里』とかあれはイカかタコの化物出てきたな。
    『十五少年漂流記』も読んだよな。

    そして『80日間世界一周』。

    古い映画を観たのだと思うがいつのことだろう。テレビのロードショーかなんかだったんだろうな。昔はそれしかなかったし。
    ワクワクと最後の日付変更線の大どんでん返しの記憶だけが残っている。

    その原作をリメイクしてジャッキー・チェンが撮ったのが『80 days』(2004)。

    頭を休めるためには本来は体を動かすほうがいいのかもしれないけど、このワクワク映画を選んだ。

    結果は・・・
    微妙だけど、冒険はなされ、義もなされ、恋も成就して、人間は成長するのだよ、というドラマ仕立てにはある程度のカタルシスを覚えた。
    まあ、ディズニー的アトラクションに乗った感じは否めないのだけど、ある種仕方ないことだよね、これハリウッド映画だし。
    そりゃ煩悩が108つ以上あるようなおっさんが歪んだ見方するんだから・・。

    でも、発明家のフォッグ氏におかれましては、旅の終わりが近づくにつれ、『世界一周80日の賭け』に勝つことよりも、友情や愛情を選ぶ人間に変わってゆくってところは、やっぱりうるうるでした。

    ああ、でも今更だけど、世界を旅してみたいよな。
    ここではない遠いどこか、違う空気のなかちがう太陽の光の下で、なんか風に吹かれてぼーっとしていたいな。

    やっぱり疲れてるんだと思うよ。


    ちょっと前に豚肉1kg買ってローストポークを作った。にんにくとローズマリーを肉にこれでもかと差し込み、塩コショウ摺り込んでタコ糸でがんじがらめにしてオーブンで焼くだけ。
    ソースは生クリームと青チーズとパルメザン。やあ、1kgの肉の塊ってそれだけでなんか嬉しくなるね。
    かぼちゃのマヨ梅あえに、自宅栽培のみょうがを散らした。鳴門わかめを添えて。
    トマトとアボカドのアンチョビマリネも。Happiness&Rest.

    そして、長い旅行に必要なのは大きなカバンじゃなく、口ずさめる一つの歌さ(byスナフキン)。


    また泣きそうになる

    • 2011.09.23 Friday
    • 16:56
    評価:
    コメント:絶対読んだほうがいいよ!時の流れを思い出させてくれる。

     日赤病診連携の会がまた今年もある。
    去年は盟友・荒木先生が発表された。
    ・・というわけでお鉢が回ってきたのだが、心の中では結構切羽詰まったものがあったのは事実。
    会は10月15日の松前のお祭りの日。病院に神主さんが来て、神輿が来て、落とされかけの胴上げがあって、その脚で何とか出かけるわけだ。
    その発表のスライドをだいたい作り上げる。ふぅっ。

    あー今日が休みでよかった。いつも何かに追われているような気がするし実際まだまだ追われているのではあるけれど。
    ちょっと週の後半で取り返したものの、ほぼ夕方で、一日できることなんてほんの少しだと、また気付かされる。

    それででもないけど、吉田秋生『海街diary4-帰れないふたり-』をようやく読む。
    鎌倉で丁寧に時は流れ続けている。
    そんな表現がぴったりの物語だ。

    2008年のblogにも記載があった。

    『海街ダイアリー〜のり庵忘年会』

    中学生のすずちゃんが風太くんと鎌倉大仏デートして、
    夜空を見上げて、

    風太くんに言う。

    「来年は
    いろんなこと決めなきゃいけないんだよね
    チャレンジしたり
    なにかをあきらめたり
    そういうことが少しずつ決まっていくんだろうね」

    ちっちゃかったはずの君もいつの間にか大きくなって、
    十分大人のはずのオレは時々まだまだ頼りなくって、

    でも、
    何かを決めて、何かを捨てて、
    それでも明日はまだしばらくはやってくるのだから、

    月並みなセリフしか浮かんでこないけど、

    そんな悪いことばっかりじゃないから前を向いて行こうよ。
    あきらめたことだってまた取り返せる日が来るかもしれないし。

    近くにいるヒトは例え血が繋がっていようがいまいが、てんでバラバラのようにみえても、想いがあれば、どこかでなにかしらつながっているんだ。

    そんな中で、
    吉田秋生氏は、
    家族の作った(例えば親から子に、ばあちゃんから孫に引き継がれた)「ごはん」を、
    ナニモノにも代えがたいものとしてラストの話(『おいしいごはん』)で提出したのだった。

    自分の家族が、
    鎌倉に住む友が大仏の背中で、
    屋久島に移住した友が山をよじ登って、
    東京をtitanさんがシクロクロスで駆け抜けて、
    うんち王子が被災地のがれきの中で、
    みんなそれぞれの場所でそれぞれの風に吹かれて、

    時折目を細めて空を見上げるだろう、
    その時の細めた眼と浮かび上がる目尻の皺を、

    オレは想ったのだった。

    この泌尿器科の外来のオレの場所で、ね。

    早起きして『灰とダイヤモンド』(1958)を観る。

    • 2011.09.22 Thursday
    • 22:16
    A&D

     きっとテンションは上がったままなんだろう、疲れているはずなのになぜか早朝覚醒する。

    したついでに、長年ほったくっておいた、アンジェ・ワイダ監督『灰とダイヤモンド』(1958)を観る。
    NHKでやってたやつを録画しておいたままだったのだ。

    言わずと知れたアンジェ・ワイダ監督の名作で、ワルシャワの蜂起のあとのポーランド情勢を描いた映画だ。

    テロリスト(?)マチェクと恋したホテルのバーで働くクリーシア、
    彼女も両親を戦争とワルシャワの蜂起で失っており、心は虚ろだ。
    空っぽだ。でも決してそのからのグラスを愛では満たそうとしたくもない。だって満ちたコップはまた空っぽになるだけだから。

    マチェクとの情事のあとで彼女が言う、

    「思い出だけなら嫌・・
    お互いに別々の人生があって
    偶然に出会い 楽しく過ごした
    それで十分だわ」と。

    それでもマチェクは彼女を求めるし、彼女も一人であることカラつけた仮面を氷解させるような表情に変わる・・。

    それでもマチェクは大義のためにテロリストに戻り、暗殺はなされたものの、
    マチェックは虫けらのように、朝の光の中で死んでゆく。

    灰の中にダイヤモンドが眠っていたとしても、
    今まで、大量の血を流してまでも何かを奪い取って来なかった大和民族は、それを取ろうとはしないだろう。
    そもそもこの国には灰の中にダイヤモンドなんて埋まっていないのかもしれないし。

    でもそれは悪いことではない、この世から戦争なんて決してなくならないだろうし、だったら核を取らなかったのは懸命だったかもしれない。
    (原発は核兵器よりもやばいかという話は別として・・)
    しかも我々は本土の中では久しく血を流しては来なかったではないか。
    だからあの震災のあと、買い占めやらなんやらはあったにせよ、あんなに優しい目をすることだって、義援金を送ることだってできたではないか。
    それは大和民族の優しさでもあり優柔不断でもある、
    何かを捨て去って別の新しい何かを取って来なかった我々へのつけが、こうやって今、白日の下に露呈されている。
    でもオレはこの国がまんざら嫌いでもないよ。

    でも、その一方で漂白の人生への想いは振り切り難く、いつもオレと共にあるのだけれど・・・

    いろんな表現者たちがこの映画を通り過ぎ自分の中で反芻して吐き出していったのだ、と、何となく分かる。
    「傷だらけの天使たち」のショーケン、ポランスキーだったかな「ポンヌフの恋人」?、狩撫麻礼原作のマンガ、甲斐よしひろの作る世界、小山卓治、押井守のアニメや「アヴァロン」、田中美佐子の「ダイヤモンドは傷つかない」あの監督はだれだっけ?、ジュリーにも同名の歌があったっけ。
    その下でまた自分は育て上げられてきたのだ。
    いわばワイダ監督は直結のおじいちゃんみたいなもんだな。

    「ウルフガイ‐THE ORIGIN‐【下】狼の怨歌」40年ぶりのリリース。

    • 2011.09.19 Monday
    • 14:06
    評価:
    コメント:奇跡の復刻!また『狼の怨歌』読もうかな。

     青鹿先生はやっぱり死んじゃたんだ・・

    平井和正原作、坂口尚作画、ぼくらマガジン連載の「ウルフガイ‐THE ORIGIN‐【下】狼の怨歌」(原作で言うとウルフガイ2作目の「狼の怨歌」にあたる)を読んでふと思った。

    もともとTVアニメ「8マン」のシナリオライターとしてブイブイ言わせた平井和正氏は、
    自分の文章がシナリオ書きで荒れていくのに危機感を覚え、小説形態で漫画原作を書き始めた、
    それがまさに少年犬神明を主人公とする「ウルフガイ」の誕生だった。

    なんかいろんな問題で、後半部分は世にでなかったそうなのだが、
    40年近くたった今、原稿とか印刷物とかから、この「ウルフガイ‐THE ORIGIN‐」が復刻されたというのはファンにとっては涙チョチョギレの出来事だ。

    作画の坂口尚氏ももうこの世にいない。

    以前も書いたけど、
    1作目の「ウルフガイ」(書籍で言うと「狼の紋章」)は、現代版に置き換えられて、
    ヤングチャンピオンでまだ連載中だ(こちらもなんかずいぶん長い間読んでないけど・・)。

    この「ウルフガイ」シリーズとか、
    永井豪氏の描く「デビルマン」の、
    「人間は悪しき生き物だ」感に高校時代はずいぶん支配されていた。
    これでもかこれでもかと描き出される人間の劣悪さ卑劣さがあってはじめて、
    狼人間である「犬神明」や、悪魔人間(デビルマン)である「不動明」は、その存在感を更にきらめかせていた。

    そして受け身のヒロインである博徳学園教師の青鹿晶子先生、
    でも狼は一度愛したものを最後まで愛し守り続ける。
    それが故に青鹿先生はさらに蹂躙され、最後には廃人になってしまうんだけど・・・

    悲しすぎる。哀しすぎる。

    CIAの殺し屋西条が死に、
    狼人間たちは満月の明かりの下、青鹿先生を連れてボートで自由へと滑りだす、
    このラストシーンは久々に読んだが素晴らしかった。
    ウルウルした。

    その先にもっと悲惨なドラマ(これに続く「狼のレクイエム」のことなんだけど)が待ち受けていることを僕らは知っているのに、
    それでもこの月光のシーンには目頭を熱くさせられたのだ。

    ここでもまた、こだま和文氏の『月光ワルツ』が、脳みその劇場で粛々と流れたのだった。

    ついでに2つのblogを自分への覚書に・・

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