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  • 2014.04.04 Friday

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    そんなこんな痛み その2

    • 2011.04.29 Friday
    • 14:14
     親知らず抜歯後、頬の腫脹は、外観上はほぼ分からなくなってきた。
    といっても当初も当人以外はよくよく見ないとわからないものだったんだけど、ほんとほっぺカチカチで痛くってずっとマスクしてはいたものの、他人にとっちゃどうっちゅ事ないことなんだよね。
    まるで人生そのものじゃないか!

    自分が気にするほど他人はあんたのことなんて気にしちゃいないよ。
    ああなんて惨めな死に様だぜ・・ホントに最低だ・・『勝手にしもやがれ』ってね。
    J・P・ベルモンドはいかしてた。もちろんジーン・セバークも。

    ともかくだ。
    口を十分開けることができない。
    外来診察の時間経過と共に、会話量が増えると共に、口腔粘膜が腫脹するのか、痛みは増強してくる。
    やれやれでやっと昼を迎えることになる。

    だが一番大変なのが食事だ。
    風呂もカロリーを結構消費するので弱った人間には一大事であるのだが、食事も然り。
    口開けて、物入れて、何回も咀嚼して飲み込む。なんてしちめんどくさい膨大な作業工程。
    その時に痛みを感じる。
    特に、奥歯の奥に埋まっていた親知らずを抜いたわけだから、よくわわからぬが、液体は歯髄あたりにものすごくしみる。
    飛び上がりたいくらいだ。
    刺身のしょうゆ、サラダのドレッシング、りんごジュースもそうだった。
    しょうゆは鬼門だね。
    うがいもかねて水はこまめに補給しているが、それが左の奥歯の奥あたりを通過するときでさえ『きゅうううううん』だからな。

    なんかツマラン話し続けてるけど、自分でも結構嫌になっちゃう。
    それくらい人間の体って一つ一つのパーツがデリケートなものだったんだ。
    だからむやみに包茎の手術はせんほうがいいと思うんだけどなあ・・とこれは余計なこと。

    それで、寝てる時だけが痛みを意識の外に追い出せるので、シアワセというより安心、な、日々である。
    いつまで続くぬかるみぞ。
    ネットで調べたらどうも自分だけでないようなので・・・。

    atom2011

    で、今日は『昭和の日』で、昼から今度講演する『男性排尿障害』の原案を練っているところ。
    『昭和』といえば、アトムで、請求書の中に切手があった。
    先日から使い始めたオリンパスXZ-1で撮影。

    そんなこんな痛み

    • 2011.04.26 Tuesday
    • 20:12
    昨日のメニューは『ハンナンチキンライス風炊き込みご飯』

    胸肉のちょっと開いて皮にフォークで穴をあける。岩塩振る。
    ごはん、規定通りの水分を入れ、そこから足す調味料の分差し引いて、酒1、しょうゆ1、みりん1を加える。
    ダシコンブそのまま載せる(炊き上がったら切って混ぜる)。しょうが千切りにして載せる。ズッキーニ迷ったけど角切りにして入れる。
    中華調味料気持ち足す。
    炊飯。
    炊けたら、胸肉出して切って並べる。ゆで卵の輪切り添えて。スイートチリソースかけて。
    付け合せは単に黒酢かけたトマト。
    完成。


    しかしそいつを食べているうちに口が歪むほど痛くなり、耐え切れず座薬挿入at20:30。
    しばらくすると、口腔粘膜の腫脹がおさまったわけではないのに、また普通に食べられるように。魔法の薬!

    でも朝はまた痛みで覚醒して6:30。座薬モード。
    心なしか頬の腫脹具合は軽減したような。

    昨日の昼休み、西田歯科に行って診察していただいた。
    「痛み取れないんですよ」
    「先生の場合手術する前の7日くらいも相当痛かったし、最後のとこ麻酔きかんかったからなあ、骨の方まで炎症いっとんかもしれんなあ・・」
    「歯科的には骨髄まで行っとるとセフェム系では弱いから、移行がいいマクロライド系に変えるんよねぇ」と。
    「じゃあジスロマックですか?」

    今朝でセフゾンがなくなったので、早速のもうと、クラリスを処方する。

    外来終了直後12:50座薬挿入。


    外来でしゃべっていると(診察ですから、念のため)頬の内側の口腔粘膜がまたうっ血してきて歯に当たり、それがまた痛みを生むのがわかる。
    だって口開けれんもんなあ。
    いただいた桜餅を無理やり口を押し開けるようにして入れる。
    甘ぁい。そして甘い=旨い、だ。

    桜餅のあんこの旨さは生きているすばらしさを教えてくれ、一瞬痛みに打ち勝ってくれる。

    20:40座薬挿入。

    (Not to be continued because of the pain)

    君はどの世界に属するの?ウサギがアリスに聞きました。

    • 2011.04.25 Monday
    • 13:47
     医療弱者というコトバが独り歩きしているようで腹立つこともある
    患者は弱いもので、だから守られなければならない・・の、ホントに?
    それとわがままはちがうでしょ!
    確かに病気は病気だ。
    でもそれを形作っている要因が、患者サイドにも少なからずあると思える時だってある。
    こういうことを具体的に描写すると、やれ差別だのなんのと誤解曲解を招くのであろうことは予想されるのでしないけど、
    本来はこういったコトモノどもがネットの世界の表面にもっと現れてもいいのに、と、ちょっと思って、いやいやそりゃちがうなと否定する。

    と、ここで、なぜかストーンズの"Let it bleed"が脳内で再生される。
    Well we all need someone to lean on
    And if you want it, well you can lean on me
    寄りかかるヤツってホントは必要なんだろうね、おれもあんたも。確かに。もっと寄りかかって泣いてもいいのかもね、そこら辺の坊主みたいにハナミズグシュグシュにしてね。

    血を流せ!血を流せ!ミック・ジャガーがシャウトしている。あんたの上にバケツいっぱいの血を、おれの頭にあんたの臓物を!

    話題を戻す。

    言論自由なはずの世界で、
    こうやって直接、衆人の視線にさらされるメディアなんていくらでもあって、
    そこに自分の『自由』時間を割いて、こうやってウダウダとタイピングしてるわけなんだから、もっと自由にモノが言えてもいいのになあ、確かに。
    じゃあ言ったらいいじゃん!
    匿名性の掲示板でいくら偉そうに書いたって、それはちょっと自分の欲するスタンスとは違うしなあ。
    書かれたコトバも、話されたコトバも、ひとつの面では真理であるが、またひとつの面では詭弁だったりもする。
    ムツカシイ。
    だから、自分は少なくとも、どこの誰かさんという立場であるということを表明した上での自分で、あえて発言したいと思った。

    blogも素性がわかるようにした。

    Facebookはたしかに実名主義だ。
    でもその実名の上で『いいね!』を積み重ねてゆくこととか、FBにはあんまりネガティブなこと書かないような感じなんだなぁ・・というのりが、
    ちょっとheavyに思えることがあるのも確かだ。
    でも、ネットの向こう側にいて直接面識のない人でも、こうやってフレンドリーに話せるんだという奇跡のような体験も、この1ヶ月で形成されていることもまがうことなき事実だし。
    Facebookとの距離を測りかねている。
    不思議な世の中だね、この世界は。

    君はどの世界の住人なんだ?ウサギがアリスに聞く。
    わからないよ。

    でもそんな時、自分はいつも『中川翔子』先生の言葉を反芻する。

    楽しくない・嫌なこと・滅入ることばかりを考えていると、それに連鎖してますます暗い過去とかが蘇ってくるものだ。
    だから、楽しいことばかりを考えて、楽しかったことばかりをこうやって書いているといつの間にか明るい自分になっていた・・
    みたいなことを”しょこたん”が書いていた。
    彼女のblog更新は半端じゃないのだけど、そのテンションの高さにシラーッとした視線を注いでいる輩もいるだろうし、自分だってついていったはいないのだけれど、そのポリシーというものは共有できる。彼女は自分が好きな自分から、まるで他人から力をもらうようにして、パワーをもらって、それを昇華していっているのだと思う。
    確かに日常がはっぴいはっぴいという人は少ないのではないだろうか。
    苦しいこと嫌なこと、なのにやらんといかんこと、やっても報われんこと、そんなことどもが巨大なウンコのようにとぐろを巻いて積み上がっていることだろう。どうして自分ばっかり、楽したヒトが報われて、苦労した自分がどうして報われんの、そう思うことだってしばしばだろう。でもそればかりをつづけていくと負の連鎖が生じて、その螺旋から抜け出すことができなくなってしまう。
    だから楽しいことや、ポジティブなことを考えたり、それらをこうやって書き綴ってゆくことっていうのは、たとえばオトナでいえば『写経』と同様、修行になるのだとさえ思う。写経というのは決して楽しいとかいう風に記載される行為ではないと思うけど、たとえば苦の果てに楽があるということなのかな。行為とか現象を客体化してその中で再認識して再構成する、それも自分の中でそれを行うということに意味があるのだと思う。
     
    『Baby,空が暗くなる』よりhttp://ulalaulala.jugem.jp/?eid=732

    I cannot live without ボルタレン座薬!

    • 2011.04.24 Sunday
    • 20:59
     
    手術は14時から15時までの1時間。
    骨を削ることなしに、西田先生は狭い間隙から、親知らずを2分割して抜いてくれた。
    下顎骨に刺さった最深部分を抜く時が死ぬほど痛かった。
    痛かったら手を上げて合図してくださいねえ、って言われてもねぇ・・手術の流れ阻害して振り出しに戻るのも嫌だしねえ。
    「これが変な方向向いて生えてたんですよ、そうか、まだ痛いかぁ・・」と先生はまた自分に言い聞かせるようにつぶやく。
    お風呂もダメ、先生の大好きなお酒もダメ、すぐに帰って安静にしてください。
    でも今日入院した患者さんが二人いるんだよなあ、と病院に一旦戻って顔だけ見て、帰って即座薬を入れたのが昨日のことだった。

    術直後は柔らかかった頬が、徐々に腫れて、まともにみられなくなって、痛くなって、
    それでも、「大丈夫V」とかいきがって、FB座談会に参加するものの心ここにあらず・・・うPC消して眠りに落ちたのが23時くらいだったか。

    そして翌朝の本日、それでも左の頬が別人のように腫れ上がっている。
    触ってみると硬い。硬いしこりが頬のうちまで侵食して口腔内を圧迫している。
    座薬(ボルタレン50mg)を挿入してしばらくしてから違和感がなくなった。
    座薬のある世界に生きててよかったと心底思った。
    座薬はテクノロジーだ。そしてテクノロジーは過信しなければ裏切られることない。

    そこで原発の今後に関して思いを馳せても、なんかリアリティなどないのだけど・・。

    ぼーっとして本を読んだりビデオを見たりしても、頬に神経は集中している。

    舌のしびれた感じを消すためにはやはり味の濃いものが必要なんだ、と、プルコギを作る。
    旨い。
    作ってる途中でまた痛みが襲ってきて座薬を入れる。
    ウルトラマンのカラータイマーは3分だけど、おれの座薬は9時間くらいおれを救ってくれてるよ。

    そんな中で、『ワーカーズ・ダイジェスト』 津村 記久子を読む。

    芥川賞を取られた方で、多分まだ大阪かどっかで会社員としてお勤めしながら小説かいてんのかなあ。
    彼女の作品がなにか引っかかって書店で手にとったのだった。だから彼女を読むのははじめて。
    で、これって久々のブンガクじゃないのか、と、ニマニマしながら読む。
    30代独身の男性、女性の日常が交互で描かれ、最後に少しだけ交差する。でも恋愛小説ではない。
    こういった等身大である人間を描きながらも、諦念でも、ありがちな希望でもない、最後にそっと肩を押すやり方が絶妙。

    そして、自分はこの『医療』という現場で恵まれて働かせてもらってるよなあ、と、しみじみしたのだった。 
    評価:
    コメント:いい小説です。村上春樹さんと見た目は違うけど、通低音としての誠実さには救われます。

    『コミPo!』で漫画を描いてみた。

    • 2011.04.21 Thursday
    • 13:48
    Comipo2子供の時漫画家になりたかった。

    でもそれってたいていの人が一度は思うことだろう。
    自分の場合運動神経が皆無なので、スポーツ選手なんてぇのはしょっぱなからなかったし。
    アポロ11号が月に行ったので、もしかしたら宇宙飛行士にはなりたかったかもしれない。
    その頃多いのでは、総理大臣なんてぇのもあったな。
    今、政治家になりたいというのはどんな人なんだろう・・?
    ちょっと自分には具体的に想像できないでいる。

    漫画家の話だ。

    お手本にするのは、当時の巨匠・手塚治虫先生とか石森章太郎先生(ふたりともマンガ家入門の本を書かれていたと思う)ではなく、『永井豪』先生だった。
    『ハレンチ学園』の全盛期は小学校低学年だったので、リアルタイムでは経験していない。その頃はアニメの『巨人の星』とか『タイガーマスク』だった。
    俗悪漫画としてえらく教育界からはバッシングあったらしい。なんか図工の先生とかがえらく憤慨してた記憶もうっすらある。
    そういえば、この先生は毎週『巨人の星』を観ることが至上命令で、観てないヤツにはえらい怒ったり罰与えたりしてたけど、今にして思えば。むちゃくちゃだなあ。
    担任とか副担任だったんだろうなあ。目の中で炎燃やしてる熱血教師だったんかいなあ。
    豪先生の漫画は、見開き1ページで健康的なヌードの女の子がバーンと出てくるとか、ブチ抜きのコマ割りだったりとか、当時はえらくインパクトあった。
    しかしながら、よくよく考えると、そのルーツはやっぱり手塚先生だったのだけど。

    で、みんな模写からはいるわけだが、鉛筆で、よくやるように、ノートの片隅に落書きとかばかりしていた。
    そこからペンとかに移行したら、もしかしたらホンモノの漫画少年になっていたのかもしれない。
    でもたいていの人とおんなじ、そこまでどまりだった。

    パソコンが出たときに、ちっちゃいタブレットとか買ってみた。
    これまたそこまでどまりだった。
    ブログ友達(というか死ぬまでにはリアルで絶対酒飲もうと考えているのだが)のshira-kumoさんが、『初音ミク』でもって楽曲を(それもオリジナル)アップしたときに、むちゃくちゃうらやましかった。
    『小さな奇跡と80年代の記憶』
    なにかが出来る人というのはそりゃもう羨望のまなざしで見ちゃういものである。
    いわんや、彼はギタリストなのである。カルメン・マキ&OZだったりするのである!
    『かぐや姫』でアルペジオ弾いてた自分とはなんか違う世界なのである。

    そんなこんなで、『コミPo!』という画期的なソフトが出て、それの無料体験版を昨日installしてみた。
    それこそマニュアルもみずにいじっていたらあっという間に数時間が過ぎて、出来上がったのがこれである。
    うーん、なんか内容ないようで、それでも絵が萌えで、それなりである。
    ちょっと面白いかも。

    今、BSで『変ゼミ(変態ゼミナールの略だったと思う)』というのをやっていて、本屋さんにもアニメ化で、『変ゼミ』本が平積みにされてたりするのだけど、
    TAGRO先生の、あんな感じの絵で、あれだけ奥深い何かを表現できるというのは、これまた素晴らしいと思う。

    あんな絵でさらっと日常のヒトコマを描けたらどんなにか素晴らしいだろうな・・
    と、あいかわらず歯の痛みから逃避するためにじたばたしているのである。

    ああ、あさっていよいよ手術だ。
     

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