自転車の話の続きである。
『松下クリニック』の内覧会に出かけて帰ってきて、
どうしよう折角の日曜だし、やること山のようにあるし、あれもこれもどれも、でも日曜だし、下痢気味だし、気持ち悪いし、でも日曜だし・・・
の繰り返しで、
で、いろんな積み散らかった物事どもをほうり投げて、重い体をだましだまし自転車にまたがる。13:30。
いつものコースではなく、今日は国道56号線を南下した。
病院の前に、本日新しい4車線道路がオープンする。
松前-徳丸線といって、町道なのになんでそんなでっかい4車線かというと、東レに資材を運ぶ大型トラック用の幹線道路だそうだ。
土曜はオープニング・セレモニーで、お子さんの患者さんが学校行事でマラソンするというので、Drストップをかけた。
病院から道路をのぞくと、でっかいのぼりの旗を背中にしょって走ってる男の人がいた。いやぁ世の中いろんな人がいる。
そこを過ぎて、どんどん下る。
混んだ道路の脇を自転車はスイスイ。伊予市のIC登り口を過ぎて、右に折れる。
だってここまで来ちゃったらもう、双海町の海岸とか『夕日の見える丘公園』を目指すしかない。
伊予市からは一旦峠を超えて、そこから海に向いて降ることになる。
そのルートは、大学勤務の時なんども八幡浜に通った道なので把握している。
でも自転車だとねえ、坂は漕いで上がっていかんといかんからねえ・・とまた自分にかけ声をかけながら漕ぐ。もちろん意味のない言葉。
ヘロヘロになって頂上までたどり着き、休み、水を飲む。
口の周りはゴワゴワで乾燥しており、また痰がらみの咳が。キティちゃんのティッシュで鼻をかむ。
アスファルトにへばり、山の上の青い空を感じる。このへばってゼェゼェ言ってる自分、これが自分なんだ。等身大の。
坂を下るときも、爽快感と、
その裏側には、帰りにはここを登ってこんといかんのよねえというある種悲壮感が入り交じっている。
海岸線沿いに海の匂いを感じながら『夕日の見える丘公園』まで4km。
駐車場はいっぱいで、ハーレーとか、何故か改造したモンキーのnonヤンキー軍団がいる。
ハーレー乗っかってる妙齢のおねえさんはやはりかっこいい。
先日新規購入したごっついキーで、柱に前輪を、もうちょっと華奢なキーで後輪をくくって、計器を外して、散歩に。
実は、このロードバイクを離れて歩くのは初めてだ。
なんかあったら嫌なので、バイクの前に座ってボーっとするとか、公園でも柱に横たえてその前のベンチに座るとかそんな感じだった。
じゃこカツの売店の前には長蛇の列が。
さかなやさんの店先では、煮付けとか、うなぎの蒲焼きとか売っていて、となりのベンチで食べられるようにもなっている。
海は青く、アベックからファミリーからじいさんばあさんから、前述のバイカーまで。
なぜかあるストーンヘンジ。恋人たちの愛をロックする鍵たち。美しいだろうはずの夕日。人工的に庇護された海岸線はきれいだ(でも絶え間なく清掃してるんだろうけど)。
でも、何故か自転車野郎はいない。やっぱり彼らはとどまらずに走り続けるのだろうか?
自分のライディングは駆け抜けるものではなく、自転車を止めて、止めての『歩み』である。
かっちょいい言葉で言うと、世界に触れにでかけているのだ。
なにも買わず、なにも食わず、バイクにまたがる。
案の定帰りの坂は辛かった。自分にしては結構頑張って一番楽なギアでふらふらと登り続けるのだが、後ろから来たバイカーに抜かれてがっかり。
正確にはがっかりよりがっくし。
それでも、行きよりも帰りはずっと楽で、
伊予市の古い町並みをポタリングして、ふらふらして一回自動車とぶつかりそうになり(ぼーっとしてたこっちが全面的に悪い!)、
新しくできた松前徳丸線を逆から渡って、病院の前に出て、無事帰還。
家にたどり着いたのは17時近くだった。
2:24:05,39.50km,Av16.4,Mx51.0.
で、本日の夕食。
照り焼きチキンの豆腐アボガドソース。
チキンの方にも醤油と味醂で味付けしてあり、それに豆腐とアボガドを混ぜて、塩コショウマヨネーズコンソメ顆粒で味付けしたソースをどっぷり付けて食すのである。
ボリュームたっぷり。
チキンの下にはレタスが敷いてあり、たまたま見つけたカリフラワーは茹でたのみ。
切干大根のあえもの。
切干大根、みょうが、きゅうりの酢の物、ジャコも追加投入してみた。
このブログ書いてる『JUGEM』からタイムリーなことに、instagram連携での投稿が可能になってた。
それでドバっとちっこい写真を貼り付けてみる。