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    鳩、犬、線路。

    • 2009.06.29 Monday
    • 18:49
    hato
    inu
    senro
     

    花よりもなほ

    • 2009.06.29 Monday
    • 12:41

    岡田准一くんと宮沢りえ嬢の『花よりもなほ』(2006)観る。

    今の自分のささくれ立った心の奥の底にまではその光は十分には届かず、
    自分の心の奥底の氷柱のごときものを溶かしてくれるまでには残念ながら至らなかったのだけれど、
    それでも宮沢りえ嬢のあの病的な瞳には感極まった。
    相変わらずくどい書き方です。

    ヒトがヒトを憎み、それを赦すとはどういうことなのか、
    生まれるってことは確かに自分の意志とは関係ないかもしれない。
    封建社会の世の中で、一応上位階級(士農工商)である武士の子と生まれ、
    太平の世の中、『いかに死ぬかが生きることなり』という武士道はすでに死にかけてはいるものの、
    本人にとっては『仇討ち』は十分重くのしかかってくる時代で、
    是枝監督の『赦し』の描き方はいささかきれいすぎた感があるが、
    岡田君がこれからもそうやって『人を赦して日々に感謝して』生きていくだろうことは了解させられた
    映画の背景である、
    岡田准一くんがたまたま武士の家に生まれ、仇討ちをしなければならない立場に置かれた、そのこと自体を重視しなければすべては腑に落ちるのだ。
    (それがこの物語の骨子じゃないといわれても、やっぱり時代劇で、あだ討ちに悩む青年武士の話ですから・・)

    でも、『赦す』ということと『寛容』はまたちょっと異なるのだよなあ。
    『好きになる』ことが『その人のすべてを受け入れて受容すること』だとしたら、すでにおれは失格だし。

    「桜の花があんなに潔いのは、来年また咲くことを知ってるからじゃないの?」

    なるほど。そうなんだよなあ、散り急いだり一瞬の夢で終わってもしょうがないんだよなあ。
    でも50に近くなっても連綿として続くものをなかなか受け入れられずに迷いっぱなしってえおいらもちょっとね。

    で、昨晩は、
    「なすのみそしぎ」と、例の「結構自慢の麻婆豆腐」と、
    ストック用に「夏野菜のピクルス」をつくって冷やす。かぼちゃ、セロリ、ミニトマト、オクラ、パプリカ。

    M・ジャクソンがなくなったこともびっくりだったが、
    その傍らにひっそり書かれていたファラフォーセット・メジャーズの死にも驚かされる。
    初代『チャーリーズ・エンジェル』の彼女を覚えている人はたくさんいるはずだ。肛門がんだったと書かれていた。享年62歳。

    邪道な夜の過ごし方と単なる愚痴

    • 2009.06.24 Wednesday
    • 18:35
     昨日は夕方から恵みの雨が降る。

    前日は飲んでいたので、
    (薬局の先生に素敵なママさんのいる小料理屋を紹介いただいたのだ。
    彼女のあの皺の入り方はちょっとやそっとじゃできません。すばらしい歳のとり方です!)
    夕食はあっさり目のものにしようと、
    ゆでて残しておいたタコで『タコとワカメときゅうりのトマト酢』、
    (これはトマトをすりおろして酢を加え、トマトの甘みと酸味と酢で食すもの)
    これまた『ローストビーフの残り』、
    たまねぎを輪切りにしてじっくり焼いて、中心のわっかを取りそこにうずら卵を乗せて焼く、かわいい目玉焼き(弁当用でもある)。
    というヘルシメニュー。

    酒を抜いたせいか、そのあとで腹は減ったが、じっと我慢する。

    夕方まで今度の社内講師用のスライドを作っていた。
    例のごとく、BPHとかOABとか夜間頻尿のスライドだ。
    その頭を冷やすべく、日課のようになっている村上春樹『1Q84』2章分を読み、
    『The Groovers』聴きながら、浦沢直樹先生の『プルートゥ』もいよいよ終わったみたいだしなあ、と、週間モーニングをめくりつつ、あらぬ方向に頭を向けたりする。

    ・・・睡眠薬を久々に飲んで寝てしまって脳みその暴走をやり過ごす。邪道なやり方ではあるが、毒とクスリは使いようでもある。

    八幡浜の若い市長が、確か1年以内に医者を市立病院に連れてくるという公約で当選したが当てもない・・・ということで公約違反と議会から勧告受けているが、
    確かに彼は医療業界のことを何もしらんくせに『うはうはな』公約を揚げてそれでもって市長になっちゃったわけだが、
    では他の候補者が八幡浜市立病院の医師数の確保に全力を注いでいたら、その結果目覚しい成果をあげるのかというとそれは疑問なので、
    まあ彼にもう少しがんばってもらいたいと思う。
    でもこれは外野としての考えであり、実際八幡浜の医療崩壊の真っ只中にいる人や、その地の医者とかがどう思われているのかはなかなか新聞記事だけでは見えてこない。

    さて、その市長さんも給与カットと退職金ゼロとのたまわれていましたが、そろそろ賞与の季節でした。

    賞与というのを生活給と考えるのはやはり認識がやや甘いと思う。
    賞与は本来は余剰金の社員に対する配分なので、余剰が出なければやはりそれまでで、みんなで首をうなだれるしかないのだ。
    賞与を一律基本給の何か月分という考えもあるが、アレはあらかじめ年棒としての枠を頭においており、それにを賞与を入れて考えて単に配当しているだけで、
    正確に言うと賞与という名の給与なのだと思う。
    事実、余剰金としての性格があるゆえに、この世界的不景気で、公務員の賞与が大幅にカットされているようだし、賞与のない企業だって例年よりさらに増えているはずだ。
    賞与の税率も一般給と変わらなくなったことだし、賞与の意味と位置づけをそろそろ考えたほうがいいと思うのだが、
    まあ基本給のアップは残業の算定基礎にもかかわり、実は精勤手当てまでもが残業代に絡んでくるという信じられない理屈があり、
    それならそれでいっそのこと、賞与だけはそれこそ競争原理の上に置かれて、
    誰でも一律にもらえる配当ではなく、もっとモチベーションを高める手段として取り扱われてもいいのではないか、とかさえ思うのである。
    そんなの誰かを蹴落とすみたいでいやだという輩は群れて勝手にやってたらいいいんじゃないか、と思いつつ、
    実際は日本人的温情も残した上でのある程度の成果主義で賞与配分を考えていると・・ますます夜も眠れなくなるわけである。
    もう経営者としては自分は何がなんだかわからなくなりつつも、それでも最終決定は誰にもやはり委ねられないのである。
    ところで育休の改正法案が参議院を通過したらしく、これ以上どうせえっちゅうの!という内容のものであったりする。
    3歳未満の子のいる従業員に対する短時間勤務、残業免除を企業に義務づける、
    男性の育児休業取得の促進、
    違法行為に対する厚生労働相の勧告に従わない企業名の公表・・って言われてもなあ。
    諸手を上げて賛成できますか?
    休みたいのに休めるのは確かに有給であるからでありますが、零細企業経営者は休みたい時に休めんのに、これでもかこれでもかと法律は縛り付けてくるのである。
    まあ、労働基準法は、雇用される側の法律で、雇用者のための法律ではないのですが。
    まあこれ以上書いても愚痴のカーブが深くなるだけで誹謗中傷になりそうなのでこの辺で。
    そして、こういった考えは自分が払う側だから思うだけのことではないような気がするのだが。
    こういう立場に立てたことを感謝している面だって多分にある。被雇用者の時代にはなかなかこういった観点では物事は語りかけてはこなかったから。

    セブンイレブン雇われ(権利を買った)店長、事情はいろいろあるだろうが、手を緩めんなよ!

    父の日のメニュー

    • 2009.06.23 Tuesday
    • 16:17
     beef1
    遅ればせながら日曜は『父の日』で、自己申告して、子供と料理することとする。
    新聞に『父の日メニュー』としてローストビーフが載っていたのだ。
    そのレシピ記事には、お父さんが腕を奮って家族をもてなしてあげたらいかがでしょうか、みたいなことが書かれている。
    そういう時代なのかしらん。まあ父権ちゅうものが地に落ちてから久しいからね。
    とにかくうまそうな(だって家庭でローストビーフだぜ!)そいつを作ろうと水あめも準備するのだが、肝腎の牛ももの塊が見つからない。
    父の日当日、たまたまフジで牛もも(父の日にとラベリングあり)を見つけたので30%オフの塊を二つ購入した次第。

    さて、週末に今津の患者さんからもらったタコも冷蔵庫の中で解凍されている。
    今津というところは、夏になると「たこ飯」の店がオープンするというような場所だ。
    昔はよく自宅からそちら方面に散歩に出かけたものだが、港にはたこ壺が沢山置かれている。
    海底に置かれたその壺にタコは居心地がいいから入っちゃってそのまま引き上げられるって寸法らしい。
    彼女は自分の船でタコ釣りのほうに出かけるのだそうで、一回で約10匹のタコが釣れるので、釣った片端から冷凍にするのだそうな。
    taco
    で、カロリーオーバーが頭をめぐるか、いいじゃん、父の日なんだし、作るのオレだし、といつものなあなあ進行で、
    メニューは『ローストビーフ』と『タコとじゃがいものオーブン焼き』、そしてやっぱりワインでしょうと相成る。

    タコは流水で揉み洗い。かなりねばねばする。
    汚れを落として、ぐらぐら煮え立ったお湯に、そっとタコを足のほうからお風呂に入れるみたいに沈めてゆき、10分間ゆでる。
    見事なくらいタコの全ては赤く染まり、お湯にも煉瓦色の色素が溶出してくる。
    そいつをまた冷水で洗い、胴体と足に分ける。

    タコのほうは、じゃがいもと混ぜてほぼアンチョビのみで味付けて、オリーブオイルかけて200℃のオーブンで焼く。
    塩コショウをしてしばらく置いた牛肉は、肉の各面にじっくり焼き目をつけてから熱湯につけて油と塩を抜く
    しょうが・ネギみじん切り・しそ・しょうゆ・酒・粉ざんしょう・無塩トマトジュースで作ったタレと肉を一緒に煮る。
    取り出した肉を冷ましつつ、タレを煮詰めて水あめで照りをつけて(こんなもんはじめて使った)、肉にかけてなじませる。
    肉をスライスして、ニンジンとレタスの千切りの上に並べてまたソースをかける。
    オクラは塩ずりしてガクを切り落として耐熱容器に敷き、粉チーズとすりゴマをかけてオーブントースターに入れて焼くのみ

    シャブリでいただく。
    beef2

    自分でローストビーフなんちゅうものを作ったのは初めてだが、肉は市販のものよりは火が通り過ぎているものの旨い。
    もっと茹でる時間を短縮したほうがよかったかも。そしてできたらすぐ切って肉の中まで火を通りきるのを阻止すればよかったかも。
    などとチラッと思いむしゃむしゃ喰うのであった。

    まあ動機なんて何でもいいんだけど。
    『父の日』→『ローストビーフ』→『男の料理』→『父権の復活』なんて誰も思ってやしませんから。

    全国のお父さん、いい日を過ごされましたか?


    荒木先生のMr.Bladderとおむつ♡ギャルたち

    • 2009.06.22 Monday
    • 14:06
     土曜日は、外来2時間待ちで患者さん数人に嫌みを言われ、
    気を取り直して透析患者さんの定期処方と雑務を3時前で切り上げ、電車で医師会館に向かう。
    大城先生(こもれび診療所)主催?の『愛媛在宅医療懇話会』、
    我れらが、陶山先生の『よりよい排泄ケアを目指して〜アセスメントの重要性〜』と、盟友?荒木先生の『尿漏れ、頻尿にどう答えますか』だ。
    司会の大城先生が日々更新されているブログがあるのだけど、
    その内容は自分と違って真摯なものである。この先生は…うーんすごい人である。

    しかし大城先生以外にも、すごい人はあたりを見回せばたくさんいるもので、
    いささか手前みそになるが、
    今回トークされた我らが『えひめ排泄ケア研究会』の陶山先生(看護学科教授)と荒木先生(あらきクリニック院長)もそうだ。

    荒木先生のトークはテンション超ハイパーでそれはそのまま荒木先生のまじめな人柄を彷彿させるものだった。
    一緒に仕事をしていても彼の講演を聴くチャンスはなかなかなく、実はこれが初めてだったので、
    いやあ、ホント興奮して久々にチクショウと叫んでしまった。
    本気で嫉妬してしまったのである。
    陶山先生は主にアセスメントの話をけっこう淡々とされたのが、さすが抜けのない仕上げ方(いや、これ褒めてるので念のため!)
    陶山先生と自分はまあ長年連れだった夫婦みたいなもんだから(きっと本人は心外でしょうが)、なんとなく彼女の話の流れに対してもとうとうと流れる長江の流れの如く余裕を持って聞いてられるのだけど、
    荒木先生はいわば突如現れた興奮剤打たれた荒馬みたいなもんで(シャブ中?)エンドルフィン全開だから、そりゃあこっちもちんちん勃っちゃうというものだ。
    ああ困った、困った。
    途中でキムタクの『Mr.BRAIN』もじって自らを『Mr.BLADDER(膀胱)』と名乗ったのには、笑えたけど、
    荒木先生の生真面目な性格とキムタクとの比較はなんか笑えないジョークにとどまったのだった。(会場ドン引き!)

    この会の要旨は、陶山先生の次の言葉で決まり。
    『気持ちよく排泄することは人としての当然の権利 私たちにはもっとできることがあるのではないでしょうか』

    幕間に、
    ユニチャームのおむつ=テーナの商品コンセプト説明と実技があったのだが、
    その直後、妙齢のギャル2名がステージに登場し、テーナのお姉さんの手によって素早く立位のままおむつを装着されるシーンはドキドキものだった。
    興奮のあまり写真撮るの忘れてしまいましたが、確かに後悔は先に立たないものである。
    ホントはこれ写真に撮ってのっけたら彼女らの人生にキズがつくだろうとの配慮で愛機RICOHR8を取り出さなかったのですが・・と当人たちには言ったのだがやっぱり撮っとくべきでした。くやしい。)

    omutsugals

    こんな感じですか(笑)。

    荒木先生の爆裂トークが長引いて、時間超過して会は終了。
    おまけにタクシーが止まらず、遅刻して道後・大和屋に到着。
    こちらはイーライリリー主催のEDの会(シアリス)。
    いろいろ新しいネタも仕入れることができて、会の性格上そんなに多い参加者ではなかったがまずまずの満足。

    早漏のクスリが出るってそんな話聞きたいでしょ?

    タクシーの窓から眺める裏道後の『ファッションヘルス・ビル』にちょっと感動と羨望を覚えつつの帰り道、
    やっぱりこの歳になると『人妻専門』とかのでっかい看板に妙に惹かれましたが、
    運転手さんに「人妻っていっても最近年齢層低くって30代くらいまでじゃないですか」と言われ、
    落胆している自分に気づき、もしかして自分の想定範囲にあるのはいわゆる往年の『熟れた団地妻シリーズ』みたいなんかいな熟女で、
    オレって実はそんなんが好きやったんかいな、おお嫌だ嫌だ、とプルンプルンと頭を振ってかろうじて正気をたもったのだった。

    P.S.
    おお、知らぬ間にこんなんできてました。
    泌尿器科あらきクリニック

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