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    年末のご挨拶 (Two Dogs coming!)

    • 2008.12.31 Wednesday
    • 21:42
    I&YOU1
    この欄でお礼もかねて書かせていただきます。
    いつも登場しておられるので言わずもがなですが、 godmotherさんとの出会い、 まゆクーさんとの再会、
    むしろ実物に再会してからの方がお互いを知る期会が増えたような?、
    そしてその邂逅をなんか誘導してくれたような、高校時代の同級生で、倉敷中央病院勤務の池田先生にも深謝)、 そしてひょんなことから取り上げていただいて妄想宴会まで開いてしまったshira-kumoさん、 そしてSIONをはじめとして多々のコンサートとアルコールをともに体験した中村君に感謝を。
    琵琶湖のほうに行った松山君も元気そうだし、K太も走り続けているらしいし。
    ホントメールって便利なもんだと思います。でも使うのはその人の努力かな。 今年も何人かの長い付き合いの患者さんが亡くなられました。 何人かの職員が病院から去っていきました。
    円満に辞められた方もいますが、当然そうでない方もいらっしゃいました。
    いずれにしても彼らの行く道に光溢れんことを。 埼玉にいってから長かった柴田君が、最愛の伴侶を見つけ、後世まで語られる泣き虫結婚式を開催し、その現場にいさせてもらうことができたのも思い出です。
    自分で語ったスピーチだけど、アレはホントそのまんま思っていることが酔っ払いの戯言のようにすらすら出てきてそれをそのまんましゃべっただけのものでした。そんなスピーチを、ことのほか喜んでいただけて、心底うれしかったです。

    このように他人との出会いというものは、別れも含めて、このトシになってもあるんです。
    死に関しては職業柄も年のせいもあり、結構考えるのですが、
    そのこと(ガンの終末の死も含めて)に関してあっけらかんと語れる立花隆さんはやっぱりすごいなあと思いました。
    だから出会いとか別れに関して、それこそ『一期一会』の精神で途切れのないスタンスで続けていけることができたらいいなあと漠然と思います。
    夏には念願のギターを手に入れました。
    齋藤和義さんの弾き語りをみてうならされたのがきっと直接の原因だと思います。でも全然うまくならんけど。
    日赤のH部長の還暦パーティで、ひさびさに九州大学に帰ったI先生と合い、瀬戸寿司の卵焼きを食べました。不思議な感じでした。
    病院を建てていただいた八幡浜の大手建設会社・堀田建設が再建申請を出しました。不況の波はきっちり自分のフィールド内にもありました。
    お世話になったアグザスの加藤さんが会社を辞められてしまいました。
    会計事務所の若者も資格をとるために勉強しなおすとのことで、辞められました。
    そうやって幾人もの人が音信不通になってゆく。年に何人か。
    時に耐え難い波が体の底に湧き上がりますが、そういった荒波をある程度抑えることができるようになって来ました。
    だからあった人たちとのつながりを今まで以上に意識するのかもしれません。
    夏に久々に出かけた高校の同窓会はホントにうれしかったです。いろんな意味で。
    他人が書いているのをみると、ケッと思っていたのですが、確かに一瞬で数十年前の自分に、ティーンエイジャーの自分に戻れる。
    ホント簡易タイムマシーンでした。こんな近くにあったんだ。
    過去を総括するようになるともう守りになるのでろくなもんじゃねえと封印していましたが、今のところはそうでもなかったようです。

    これまたshira-kumoさん同様、結構年輩のミュージシャンを追体験してましたが、
    最後の最後で巨人ボブ・ディランになんか片足を突っ込みかけて今日に至っています。
    全てがlinkしているのです、もしかしたら。
    ディランにこのままずぶずぶのめりこんでいくのか、後退するのか、まだ自分自身にもよくわかりませんが。

    そして、これも自分自身がそうなるとは思っていませんでしたが、
    犬を飼うことになり、それもひょんな事情から一気に2匹ということになり、
    暮れも押し迫った日に、2匹のイタリアン・グレーハウンドの子犬を引き取りに行きました。
    9月24日産まれの雄と雌の兄弟です。

    愛(I)と優(You).二人合わせて、I Love You.というわけだそうです。

    これも先日書きましたが、
    基本的に過ぎてしまったことは全ていいことなのであるというスタンスに最近ホント立てている自分(まわりから見るとそうでもない?)です。
    >そんなことを考えながら、すんでしまったことには悪いことなどひとつもなかったのだと、考えようとする自分がいる事に気づく。
    >それは運命論でもないが、大きなもののなかのひとつのパーツとして自分もいるのではないかというなんか漠然とした気持ちが自分の中に生まれつつあるのも事実。

    なんか年末の挨拶になりましたが、
    スルーの方もコメントくださる方も、
    このblogを閲覧していただいている皆さんに感謝をこめて。来年もよろしくお願いします。

    よいお年を。

    『冬の花火』と、隣で白い息を吐いているヒトとのどうしようもない距離。 

    • 2008.12.31 Wednesday
    • 11:31
     

    村上龍『冬の花火』を読む。


    『コインロッカー・ベイビーズ』にも、時間を共有することと同じ景色を眺めることの大切さは説かれていたような記憶がある。
    『テニスボーイの憂鬱』では、誰かとわかりあうことなんてできない。他人にできることがあるとすれば、自分がきらきらしているところを示すだけだ、と記されていた。
    この短編でも、格差や、ステッキに対するウンチクや、カンブリア紀の化石についてとか、
    最近の村上龍の経済人としての立場を象徴するようないろんなアイテムが張り巡らされてはいるものの、
    ヒトとヒトとは結局はわかりあえないのだという静かな諦念みたいなものが通底音として流れている。
    だから、ことさらに冬の花火は美しいのだろう。

    花火はとてもわかりやすい。
    花火は一瞬で消えるが、ぼくたちに一体感のようなものを刻みつける。
    ぼくたちは、誰かとともに花火を見ることで、その人と同じ感情を共有していると気づく。
    妻と一緒に冬の花火を見たことがなかった。
    そのことに気づいたとき、本当は、きっと数え切れないほど多くの決して取り返しのつかないことをやり残しているんだろうと、う思った。

    (『美しい時間』小池真理子・村上龍 『冬の花火』 より(文春文庫))

    写真は一応free photo.

    海街ダイアリー〜のり庵忘年会

    • 2008.12.30 Tuesday
    • 16:31
     吉田秋生の作品を久しぶりにじっくりと読んだ。
    二日酔い。昨日は『のり庵』忘年会だった。
    いろんな人が集まって、勝手にしゃべって、勝手に飲んで、騒いだ。のりやんと陽水をはもった。
    急に唄いたくなり、吉田拓郎の『唇をかみしめて』をやるが、ペケ。
    頭の中では拓郎とかみゆき姉さんのこの歌が流れているのに、マイクから出てくるのは程遠いしょぼいしょぼい声。
    人が好きやけんね 人がそこにおるんやけんね・・って、センチメントを一応かみしめながらも。
    ただのさびしい中年男がひとり裸に剥かれただけのザマでした。

    のりやんがからみ、キリンの兄ちゃんは調子よく、クワバラさんはいつものマイペースで、不動産はレビトラを連呼し続けた。
    イタチョウは好青年で、温厚なナカムラくんが最後に怒ってた。リカちゃんはいつものとおり黙々と働いていた。
    描きたくなって、小児科ナースたちの顔をスケッチした。
    ああ彼女たちの、耳のラインを覆う髪。そして少しずつ違う唇の輪郭。それらは酔っ払いのオレのスケッチでは描ききれない。

    『海街ダイアリー』は鎌倉の街を舞台にした連作ストーリーだ。
    離散した家族。古い家に住む姉妹。腹違いの妹。骨腫瘍で右足切断したサッカー小僧。闇を抱えた高校生サーファー。
    海。稲荷。蝉時雨。小児科病棟。恋愛。

    そう、昨日の彼女たちはみんな日赤の小児科メンバーだった。子供が重い病気を抱えて病棟という非日常的空間で生きてゆく。それはどれほどのことなのか。

    その子供たちをこんな若い方たちが支えている。自分だって一応は医療業界の人なのに、彼女たちの話を聴いているとただの素人になってうなづいていた。うんうん。そうなんだ。
    病気の子供にせがまれてアンパンマンとか描くけど、なかなか上達しませんよねぇ。あれ、それでオレはどうして泌尿器科になったんだっけ?

    いろんなものが絡まりほぐれてまたもつれて、時は流れてゆく。
    ああ、吉田秋生の描く物語を、高校生の頃からたどってきたんだな。『カルフォルニア物語』のヒースとイーヴの頃から。
    人生なんてコトバにするとそれだけで終わってしまいそうだけど・・。

    のりやんありがとう。

    原作とアニメとドラマの関係から、どんどんねじれてこうなりました。

    • 2008.12.29 Monday
    • 17:33
    osen
    >のだめ・・・原作は知らないのですが、ドラマ見ましたよ。アニメも見てます(深夜の)。
    >アニメをみる限りだと、ドラマの実写は中々良くできていたと思います。
    >上野樹里が好演してました。良かったら見てみて!

    というまゆクーさんからのコメントをいただいた。

    みました。最終回の一話だけですが。
    ずっとのだめの世界に触れたいと、どちらのバージョンに関しても思いました。
    クラシック好きの方もこのドラマ絶賛するのわかります。だって、夢があるもんなあ。
    原作よりアニメやドラマが優っている点は、音楽が流れるというその一点でしょうか。
    でもその一点が何にも優るすごさであるんです。音は何者をも凌駕して千秋やのだめや他のキャラを語ってるんですから。

    原作不毛と言われて久しい世の中です。
    もっとも昨今は、長期にわたって続く『太陽にほえろ』とかそんなドラマが姿を消し(『水戸黄門』とかシチュエーションが変わるのが良しとされないスタイルの時代劇は長期に即しているはずだ)、12回ではじめっからチョンのものばかりになったので、その範囲内で山あり谷あり泣かせてあっという結末に持っていかんといかんのだから脚本家の先生方も大変なんでしょう。やっぱりクドカンとかは凄いんだろうけど。最近終了した『流星の絆』の本も本屋に行ったら大々的平積みだったし、blog仲間のshira-kumoさんが言及していた『風のガーデン』とかも、すっと通り過ぎられないようなドラマなんでしょう。
    残念ながらどちらも観ていないので言及はできないのですが・・・
    でもこの2本に関しては、実力のある売れっ子脚本家と当代一の脚本家倉本聰のストーリーだからいわば別格ですが。

    骨格のできた漫画を原作に胸を貸していただいて、その中の12回を再構成して遊ぶ。原作の雰囲気もしてもらいつつパラレルワールドに仕立てる。こんなスタンスで行くのがよろしいかのではないかと思います。まあいわば、二次創作みたいなものでしょうか。それを原作との差異ばかりを指摘して目くじら立てるのはどんなものか。TVドラマだけ見る人で、原作知らない人もたくさんいるだろうから、原作ファンとしては微妙な感じだろうけど、ドラマを機会に原作に行きつく人も少なからずいるわけで、そちらの方を喜ぶのがいいように思いますが。(まあ時にはこのヤロー原作を全然理解してないなと腹の立つものがないこともないのがホントのとこで・・・。)

    最近見た3本のストーリー(といってもずいぶん昔)もなかなかいい感じだったんだけど。

    『働きマン』(菅野美穂目当てで見始めたがこれがいい!)
    『のだめカンタービレ』こちらはアニメと原作から先に入ったせいかアニメにグンパイあがりますが)
    『おせん』(ずっと原作読んでたけど、蒼井優は原作とは異なるキャラと考えると、かなりいい。)

    音楽はいい、と何度か書いたが、料理も実は結構いい。
    楽器は弾けば具体的に音が鳴るのが素晴らしいのと同様に、
    料理は作って自分で食べることができるもんなあ。心と身体を癒してくれる。おなかのお肉にはよろしくないけど。
    匂い、香り、歯ごたえ、味。ああ。これとおいしいお酒!

    その料理をベースとした『おせん』。
    言わずと知れた老舗の料亭『一升庵』が舞台であり、当然料理もドラマの主軸であります。
    料理と織りなす人間関係がかなでる人情劇に結構涙を頂戴した。
    ことことごはん、ダイナミックな土鍋での焼きすき焼き、などあげればきりがない。
    見逃した分を補完すべくyoutube探すが、著作権の問題か当然削除されている。
    そうなると全部見てみたくなるのが人情だけど、『おせん』に関してはまだ世の中にはレンタルとか販売DVDバージョンもないのであった。
    でも世の中捨てる神あれば拾う神あるように、世界のほかのサイトにはちゃんと存在するのであった。
    pandraTVとかVeohとかから動画を探し出して、PCの画面で見る。韓国語やら英語の字幕つきである。ホント便利な世の中だ。

    さて、ここから転調。

    しかしながらドラマのほうは最終回でなんだか様相が変わり、
    一升案には多額な借金があり、時代遅れの経営は今後成り立つはずもなく、企業からの買収の提案が・・。
    おかしいなあ、これって、原作ドラマをぷつんとはさみで切ってねじって唾を吐き捨てたような感じじゃない。
    全き不協和音が響きまくったのだった。
    なんかおかしい雲行きと、検索してみると、意外な事実が浮かび上がってきたのだった。

    うーん。作者のパブリシティというか権利というものは素人のわれわれが思うよりももっと複雑なもののようだ。

    以前、Heatwaveの山口洋氏が徹底的にSONYと戦った。自分の楽曲をいろんなところにアップするのに自分自身の力じゃどうにもならないというのはなんかおかしいんじゃないか。そして、彼は、有志者を募って資金を集め素晴らしいアルバムを作り上げた。彼のサイトに張ってある動画はダウンロード自由・転載大歓迎となっている。

    ついでに書くと、写真家、鈴木心のサイトには以下の様に記載されている。
    鈴木心の写真サイトです。このサイトの全ての写真はダウンロード・再使用は自由です。著作権が自由な状況下にあっても、画像の使用条件によっては被写体の肖像権の侵害をする可能性は多分にあるという事を十分に理解した上で画像のダウンロード/使用くださる様お願いいたします。
    suzuki

    アニメと実写と原作から、著作権の問題にゆき、どんどんねじれた話になりましたが、決して原作をドラマにするのが不幸かというとそういうわけではなく、冒頭に書いたように、了解範囲の可能のなかで世界をぶち壊して再構成することは面白くもあったりすると思います。でも、大量消費されてゆく世界の中で、なんか、右から左へ作者が暖めてきたものがすっと流れていってしまうのは困りものです。お互いが刺激しあってより高みにたどり着くというのが理想ですがあまりにも浮き沈みと回転効率の速すぎるTVの業界とそりの合うものって実はあんまりないのかもしれません。ネットとかデジタルの社会でのオリジナリティに関しても考えてゆく必要はあります。じゃあどれが著作権の侵害でどれが引用なのか。

    あたりを眺めてみると、同一レベルで語っていいのかどうかわかりませんが、偽装とか、賞味期限をごまかすだとか、談合して利益を独占したり、天下りしたり、居酒屋タクシーやったり、権力をかさにセクハラして開き直ったり、飲酒運転の上轢いた人を何百メートルも引きずったあげく闘争したし、子供殺したり、仲間集めてネット自殺したり、簡単に羅列するだけでももうこれだけ出てきてしまう。
    ヒトの心をとってもチープなものとして考えられる輩が跋扈していますね。チープな人にはチープなものしか見えないんですよ、結局のところ。いえ、自分が高尚とかいうのではなくって。でもそのチープなものでしか成り立たぬ世界であれば、それは何もその輩にとって自分の世界を卑下するものでもなんでもないんでしょうね。当たり前の日常なんですから。だまくらかしても勝ち逃げすればいいんだよ、お天道様が見てるわけなんかないでしょ。ってね。結局、裸の自分と対峙してその自分にOKが出せるかどうかなんでしょうね。

    ああ、世の中ってなんてややっこしいんだろうな。自分たちでどんどのややっこしくしてるのだろうけど、いずれにせよ、もうそう簡単に情報レスには戻れない。

    物欲!! カシオ EX-FH20

    • 2008.12.29 Monday
    • 13:14
    一眼レフ。なかなか手が届かないでいる。
    大きい、重たい、常時携帯できない。レンズ交換まずしない。タンスのこやしか。
    そんなこんなで待っているとニコンから動画も撮れる一眼レフが出てしまった。

    おお、キャノンもすごいぞ。EOS 5D Mark IIだって。

    パナソニックは女性ユーザー向けに、小型レンズを開発してサイズを抑えたものを発売した。

    いろいろ調べるのは好きなので、調べると、カシオの超高速動画デジカメというのがある。

    初代はEX-F1で、2代目がEX-FH20だ。

    こいつは一眼レフではなくデジカメなのだが、最大速度1000fpsというすぐれもの。ちょっと欲しい。
    街をクルマのなかからスローモーションでなめまわすようなショットで撮れば、気分はスコセッシだし、

    お犬様がこちらに走りよって来る画像なんざ、完璧な親バカ映像である。でも撮ってみたい。うーわんわん。

    http://dc.casio.jp/sp/hs/





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