スポンサーサイト

  • 2014.04.04 Friday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -

    どうでもいいこと

    • 2008.10.30 Thursday
    • 21:49
    SIONの自主制作盤『NAKED』聞きながらまたコトンと眠りに落ちる。

    やはり睡眠導入剤なしの眠りというのはいいことばっかりではない味のあるヒトの眠りという感じだ。
    睡眠薬に依存しているときにはわからないのだが、やめてみると、服用有り無しの差がよくわかる。
    服用なしのときには、睡眠薬によって『眠らされ』てたんだなあというのが実感としてわかる。
    自然により近い眠りを誘発して・・とか書かれてるけど、そりゃ違うよあんた、である。
    でも、しばらく睡眠薬飲み続けているとその感覚は曖昧になってしまうのだからげにおそろしや。

    さて、自然なはずの眠りの今朝である。
    ちょっとの物音で覚醒の水面に向って浮いてゆくのだが、そのまま起き出すことなくまたちょこっと沈んでゆく。
    朝が近づくと、ああもう起きんといかん、今日は朝から子供のサンドイッチ作らんといかんのに、もう何時だろう、とか、
    意識の切れ端みたいなものが浮き上がる泡のように水面下から水面のほうにポニョポニョ浮いてゆき、それでも覚醒にまで至らないでいる。
    かといって、早朝に覚醒するわけではなく、だらだらと浅眠を貪り、
    目覚ましが何度も時間差で鳴り、ぎりぎりの時間で起き出すということに関しては、睡眠薬があろうがなかろうが変わりないのだが。

    睡眠が足りないと仕事に支障があるという危惧感が常にある。
    特に開業して、自分の代わりがまったくいない存在になってからはことさらである。
    じゃあ熱が出たから今日は休むよ、とか、口が裂けても言えないのである。
    Time is money.働かざるもの喰うべからず。古典的だがまさにそのとおり。病院は閉めるわけには行かない。医者なくしては成り立たない。
    這ってでも外来をしなさい。座薬を入れて熱を下げなさい。
    こないだ久々に深夜の緊急透析した翌日は眠かった。
    では、二日酔いの朝も死ぬほどしんどいのはわかっているはずなのに、お前はどうしてあんなに酒を飲むの、と、言われると、返答に窮してしまうのだが。

    まあ、そんな矛盾を時にはいい様に解釈したり、腹立てたりして、日常が流れてゆくのだけれど。

    ホケンショのカンサが終了する。こういったことについての言及は避けるが、ハードルは年々上がっているのに、偽装とかは尽きないんだな。法のもとに、厚生労働省の指導下に、一定の水準を満たした中でわれわれは医療行為をなしている。それに対する監督指導の意義はわかる。ここでもコスト対ベネフィット(それは医療従事者側も患者も社会もという広範囲での概念)のことについてなんかちょっと止まってしまう。ぷちん。

    夜は県病院の病診連携の会。循環器主宰である。
    循環器の先生方を見る機会はめったにないので、きょろきょろして、質問される先生の顔を盗み見ておおこれがあの先生なんだと一人ひそかに興奮。
    勤務医の先生が、連携について真摯に考えてくださっている姿をみて頭が下がる思い。先日、患者さんを看取っていただいた先生に挨拶して帰途につく。ぶちん。

    馬頭琴を弾く人

    • 2008.10.29 Wednesday
    • 18:24
    batoukin
    酔っ払っている時のことは大体忘れてしまう。
    昨日は『のり庵』で、馬頭琴を弾かせてもらった。
    いや、全然音出ませんでしたが、リカちゃんは結構いい音で鳴らしてた。
    モンゴルの人が皆馬頭琴の奏者でもないんだろうから、やっぱり彼は達人だったんだろうな。
    不思議な音色でした。夜中の二番町に響く馬頭琴、いいね。

    明日は昼から保健所の監査。その準備もチョコチョコ。

    12月にはベセルナクリームの講演で、東京に行けることに相成った。
    『ベセルナクリーム177例の使用経験』 新宿さくらクリニック院長・澤村正之先生。
    177例ですか。新宿できっとハードな症例も多いんだろうなあ。お尻のコンジロームとかもばんばんありなんかなあ都会は。妄想妄想。
    HPにSTD統計が載っており、2007年度の尖形コンジロームは新患で男性155例、女性23例と記載されている。
    すごい数だ。
    ベセルナクリームだけど、当院での使用はおそらくまだ6名くらいじゃなかろうか。
    MRの方にも言ったのだけど、患者さんには副作用としての皮膚かぶれを丁寧に説明するのだけれど、それがあだになってるのかも、と。
    患者さんは皮膚がかぶれるのを恐れて少し控えめに塗ってるのでやや効きが落ちているような感じもする。
    さてそういった病態統計だけど、これってなんか説得力ある。
    電子カルテになると、こういった処方とか病名で検索できるので瞬時にこういったことがわかり便利なんだろうなあ。
    レセコンで検索はできるのだけど、なんか自分のPCでできないというのは、やっぱりダメです。
    ただ、当院に合う電子カルテとなると・・ここでいつも止まってしまうのでした。
    今のシステムと、レセコンと、病棟看護記録と、透析カルテと、Webデータベースと、これらを複合融和させるのは至難の業だ。
    松山に会社もできたことだし、サイボウズさん医療業界に揺さぶりかけてくださいよ。

    http://ulalaulala.jugem.jp/?eid=522

    おしっこ終わったのにポチポチ漏れて下着濡らしてしまうんよ(排尿後尿滴下)

    • 2008.10.28 Tuesday
    • 16:27
    排尿後尿滴下(postmicturition dribble;PMD)は確かに臨床上よく経験する病態である。
    終わったと思ってチャックあげようとしたらぼてぼてで下着が匂うんよ、
    職場でも気になるし、洗濯ものの中に隠しとったら母ちゃんに露骨にいやな顔されるし・・、
    というアレである。

    「南大阪泌尿器・排尿センター」センター長の松本成史先生のペーパーを読む。
    『下部尿路症状における排尿後症状、「排尿後尿滴下」について』(Urology Today Vol.15,No.3,2008:142-145)

    ・古屋らの調査(泌尿紀要1997;43:407-410)
    20-50代の一般事務系サラリーマンの11.5-26.9%に排尿後尿もれがあり、その頻度は年代が高くなるほど上がる。

    ・フィンランドの疫学調査(EurUrol 2007;51:473-477)
    55,65,75才の男性が最も悩んでいるLUTS(下部尿路障害)は、尿意切迫感(46%)、PMD(42%)であった。

    PMDの機序は不明だが、尿道内の残尿が考えられている。
    女性の方の場合でも、愁訴としては時々聞くのだが、
    これは腹圧性排尿の方に多く、膀胱収縮力が低下しているのを腹圧で代償しようという習慣がそれを惹起するのではないかと、松本先生は書かれている。

    男性の場合はおちんちんの分だけ尿道が長いので、
    前立腺部尿道からペニスまでの距離に、絞りきれていない尿が残存しているために生じる、と、自分は理解している。
    排尿がすんだと思って、ズボンをあげようとするとポタポタというのは確かに臨床上多い訴えではある。
    では、実際の外来ではどう対処しているか?
    絞る力がないんだからしかたないんよ、自分でおしっこ終わったと思ってからも、ゆっくり10数えてみてください、とか、
    おしっこ終わってから、会陰部のほうからペニスのほうに向かって指でしごくようにしてみてください、とか、指導しているのですが。

    誰かいい指導法があったら教えてください。

    まさに、おしっこの悩みはつきねども、である。

    COWBOY BEBOPの終焉と”GOD”ベーコン・サンド

    • 2008.10.27 Monday
    • 18:16
    opensand
    土曜も思考放棄して眠りにつく。上原ひろみのCDかけてたけどいつの間にか眠りに落ちたのだろう。

    日曜の早朝から『カウボーイ・ビバップ』いよいよ最終セッション。
    『リアル・フォークブルース(25)(26)』観る。観終えてしまって大きなため息。

    キャラが自分のなかで勝手に動き始めてしまった物語はできることなら永遠に動いていて欲しい。
    だからルパンや銭形警部は死なないし、クレヨンしんちゃんは永遠の幼稚園児なんだろう。
    でも、このbebop号の物語は、最初のシークエンスから『生と死』の匂いを撒き散らしていた。
    泣いても叫んでも、誰も誰かを救ってやることはできないし、第一その人にとって何が救いなのかなんてそれこそ死ぬまで、いや、死んでもわからないだろ。

    では、ヒトはヒトに何をしてやれるのか?という問いが自分の中で永遠に回り続ける。
    それぞれの場所でそれぞれの時間で、それが一瞬触れ合ってリンクすればそれでいいのだろう。
    時としてそれ以上を求めたくなり、遠い空を見上げる。ただ空は蒼く、存在するのみ。
    That's enough.
    なんかわかったようなこと言ってるけど。

    だから、スパイクはフェイに会って良かったし、エドはいつか空を仰ぎながらビバップ号のことを思い出すだろうし、
    フェイは涙のあとが消えればまたカジノに通い始めるだろうし、ジェットはまた誰かいい相棒を見つけ、肉なしのチンジャオロースを作るだろう。
    時間は螺旋のようにめぐるけど、決してベクトルは過去には向かないのだから。

    収まりがつかず、エミフルに出かけ、TSUTAYAで『天国の扉』(TV版が好評で後からじわじわ人気が出てきたため、スタッフが再結集されて作られた劇場版。後日譚ではなく、間のストーリーであるところが渋い・・と書かれていた。)の中古DVDを手に入れる。さすがEMIFULL、でかい店舗で何でもある。2008に限定生産で発売されたDVDBOXも23000くらいで棚に置かれている。思わず買ってしまいそうになった。中古なのに正規品より高いんだもんなあ。いやあ、物欲侮りがたし。そのあと病院で処置。思ったよりの仕事に時間と手間がかかり、帰ったのは昼過ぎ。
    本日は皇太子殿下が植樹祭に来られているので、中央公園のプールは終日閉鎖。近所のスーパーの手前まで警官が佇んでいる。そこで夕食の材料を買い、帰途につく。おや、路肩のアレは職質か?

    サンドイッチ用のパンに焦げ目を入れたカリカリのオープンサンドをと思い立つ。
    紫たまねぎをさらす。ピクルス薄切り。ゆで卵は12分。ミニトマト。今回の主役の頂き物のベーコン。この日デビューのエストラゴンマスタード。
    マスタード塗ってベーコンとトマト乗っけてトースターへGO.焼き上がりに、たまねぎ散らして、ピクルス置いて、卵を飾りに。名づけて”GOD”ベーコン・サンド。
    このベーコンの脂と濃厚さがなんともね。
    旨い旨いと子供は3枚食べてた。

    P.S.
    またTB失敗しましたので直接リンクとさせていただきます。
    http://godmothers.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_08fb.html

    天神の屋台で、SION命のお姉ちゃんと、広島のリリーフランキーに遭遇する。③

    • 2008.10.25 Saturday
    • 18:03
    というわけでもうとっくに12時は回っているのだが、興奮している二人の男は、これまた異郷・天神に背中を向けるわけには行かない。
    「もう一軒行こうか」と当然あいなる。
    『玄海』は12時で終了だったのだが、ほかの屋台がいつまでやってるのか見当もつかない。
    でも、人はにぎわっているし、わからない。
    あいている屋台で、腰を下ろす。ここは若い夫婦らしい方がやられている。
    とりあえず、ビールと、なんかを頼む(酔って記憶にない)。
    bigbeat
    そのうち、ちょっとかわいい女の子が隣にやってきて、ちょっとアーチスト系のやさしげなあんちゃんがその隣に座る。
    席をつめてくださいということでいつの間にか二人と話してはじめている。
    「おれたちホモなんですよ」といつもの如くジャブを入れたのを、
    「ちがいますからね」と中村が必死で訂正している。
    酔っているのでなぁにあいつはムキになってんのだという、いささか投げやりな感じ。

    二人はご夫婦で、今日はなんと、池畑潤二カーニバルに来たのだった。
    それも主体は彼女のほうで、目的はSIONで、なんと10年来のファンという。
    えっ、またここでもSIONですか。なんかうれしくなり、その瞬間に想像上の尻尾を振っている。
    「10年前って言ったら、彼女まだ10歳くらいですか」とみえみえのことを言う。
    で、彼女は30歳。6歳と4歳のお子さんがいると判明。彼氏はデザイン会社勤務と判明。うーん、やっぱり、アーチストでありんしたか、それにしても奥様はとても子持ちには見えませんなあ。

    私が行きたいって言ったら、いつの間にかチケットがあったんですよ、だって。
    って言ってますけど、どうなんですか?
    いやあ日頃何にもしてやれませんから罪滅ぼしです、と、彼氏ニコニコ。
    「わかった、このひと、リリー・フランキーに似てるんだ!」と酔っ払いの自分が叫ぶ。
    で、その瞬間、彼らはリリー・フランキーとSION命姉ちゃんになる。

    その彼女が、広島のライブでSIONと一緒にとった待ち受け画面を見せてもらう。
    SIONが肩寄せて、今よりもさらに若気なカッコした彼女と、液晶の中にいる。
    SION、若いおねえちゃんだったらいいのかよ、と、実は心の奥底ではちょっとむっとしている。
    「広島は信じられないくらい、会場がらすきだったんですぅ。だから撮影OKだったんだと思いますよぉ。今日も出待ちしてたんですけど、全然ガード堅いし、撮影禁止って言われて、とっても広島みたいな雰囲気じゃなかったんですよ。」
    旦那ニコニコ。オレタチわけもなく興奮。ますます焼酎のピッチが上がる。

    合コンみたいなので、私の罰ゲームかなんかでイッキしなくちゃいけないのをこの人が代わりに飲んでくれたんですよぉ。それが出会いですか。
    なんかわからないけど彼の会社にいっちゃったんですよ、男ばっかりで女の子いないんで、みんなビックリして、彼が出て来てくれて。
    いやぁ。なんかよぅわからんけどでれでれです。
    で、街に貼ってあるポスターですっごく好きなのがあったんですよね、あとでわかったんですけど、それ彼がデザインしたポスターだったんですよぉ。
    って言われたらもう開いた口がふさがりません。じゃないですか。彼氏、ニコニコ。
    結婚はですね、私たちが決めたって言うより、私のお母さんが・・なにもう聞きたくない。そりゃそりゃ。
    SIONの話を沢山したはずなのに、思い出してみると、彼らカップルの話ばかりがこうやって残っている。でも、それは素敵なことだ。

    そのうち、新たな地元勢が6-7人参入して、遠方でのやり取りが始まる。なんか体育系のあんちゃんがオレに叫んでいる。知り合いですかああ。どこで知り合ったんですかあ。ここで。さっき。今日はじめてあった。そんな風にオレも叫び返す。この一ヒトはなあ、、広島のリリー・フランキーさんなんだよ。わかるか。じゃあ、おでん食べますか。そりゃNHKのオデン君かい。オヌシなかなかやるじゃないか。そのグループの若いおねえちゃんが笑いながらすみませんといってくれる。ああ、博多っておもしれぇ。屋台、最高。

    気がつくと2時。
    若い女将さんに聞くと、この屋台は先代の権利でやってるのだけれど、それもどうなるかわからない、ひやひやの毎日です、と。
    これ終わったら屋台の駐車場っていうのがもっと北にあって、そこに屋台引っ張っていくんですよ。

    ホテルに向かってふらふら歩いていると、『玄海』の老夫婦はまだ屋台をばらさずに片づけをしていた。
    ということは屋台の解体って結構時間がかかるんだ。一度バラした屋台をまた組み立てて、暖簾をおろし、また夜がはじまる。
    その繰り返し。僕らは通り過ぎて行くただの観光客。だけど。通り過ぎていきはするけど、この胸のうちにいっぱい残していってくれた。天神。
    中村君といるとなんかいつも奇跡にも似た何かが起きるようなそんな気がしたんだ。

    翌日、ホテルを出て、屋台のあった場所を過ぎる。チリひとつなかった。
    ただの歩道。人々が過ぎてゆく。僕らも繁華街に向けて歩を進める。いささかけだるいステップで。
    夢でも見たような気分。

    そんな天神の夜。

    Thanks.

    http://blogs.yahoo.co.jp/tokimeki753/42045944.html/

    PR

    calendar

    S M T W T F S
       1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031 
    << October 2008 >>

    ブクログ

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    recent trackback

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM