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    教訓

    • 2008.05.27 Tuesday
    • 18:16
    arukoukai

    患者さんと年に一回歩きにゆく。名づけて透析歩こう会。
    昼は栄養士さんの献立の弁当を食べながら話す。今回はほかの病院の方も3名参加されていた。
    病院を出発して、エミフルを見やりながら、金蓮寺、義農公園、矢野地蔵、筒井門の礎石、松前城趾。
    民家を改造した『花かぐら』なる料理屋も教えていただく。患者さんの中で数名行ったことがあると聞いた。お肉がおいしかったとのこと。みんな流行には敏感。
    そんなこんなで、行きはよいよい、帰りは結構疲れてへろへろになって、みんな無口で帰ってきた。
    お疲れ様。その時の渋い中年の横顔?である。


    英国で結婚最年長カップル、フランク・ミルフォード(100)さんと妻アニータ(99)さんの『教訓』。(プリマスUPI)

    毎晩、寝る前に意見の違いを解決し、お休みのキスを交わすことが私たちのゴールデン・ルールよ。

    毎日の小さなロマンスのために時間を作りなさい。


    愛媛新聞に、同級生で精神科の秦さん(はた心療内科院長)が書いている。
    『ああ定年 妻たちのため息』という記事だ。
    この記事で扱われるのは定年後の夫婦の温度差の話だが、
    『人間関係をもう一度作り直すという意識が必要だ』と述べられており、そりゃそのとおりだと思うが
    これがなかなかどうして。
    男と女の間には深くて暗い河がある、という歌もあった。


    一人で食べる遅い夕食
    一人で見上げる星空
    一人で浴びるシャワーじゃ この汚れは落とせない
    変わったのは君じゃなくって 変われなかったボクなのに
    今漕いでいるんだ
    かすみ草は持った・・・

    でもきっと主人公はたどりつけそうにないなぁ、どこへ、ここへ、あそこへ。

    斉藤和義がコンサートで一人でラストで唄った『かすみ草』、
    心になぜか張り付いてはなれない歌。

    iTuneから"SION YAON 2007"をダウンロードする。

    • 2008.05.23 Friday
    • 19:19
    SION YAON 2007SIONの2007年野音ライブがiTuneでのみの配信開始となった。
    「Live the Live SION-YAON 2007」
    こうやって仕事にもPC使ってるのに、根はアナログなので、CDやDVDに焼いたりとか、必要最低限しかしない。そういうわけで、iPodを手に入れた後も、手持ちのCDから何枚か移すことはしたが、ネットからDLしたことはない。買ったiPodはもう長いことベッドの脇に転がっている。DLは子供が歌うのでといわれて、オレンジ・レンジのナントカをしたことがあるくらいだ。このライブはネット配信の形態しかとっていないため、意を決してPCの前に座る。が、あれよあれよという間にDLでき、そのままCDを作成というボタンを押すと終了というあっけないものだった。これなら昔ほしかった音源を再び検索するかもね、とか、思いつつ、しないだろうな。
    無精者なもんで。

    2006年の野音は現地参戦した。
    2007年は時間の関係でいけなかった。
    2008年の今年も6/14に開催されるのだがいけない。
    その3日前の6/11に待望のアルバム『住人』もリリースされる。
    「君が空の住人でも俺と同じ地に暮らす人でもそんなことはどうだっていいのさ、きれいな心の君が好きだ それだけだ」とある。歳をとってますます楽しそうなSIONを観たり、声を聞いたりするのは、同年齢の自分にとっては至上の喜びでもある。
    先日、大阪でも聴いた『砂の城』。砂に流されても、壊されても、必ずまた立ち上がって始めるだろう。だって、始めたらそこが始まりなんだから。なんてシンプルでポジティブなメッセージ。それをSIONが全身全霊を傾けて唄うのを聞いていると、心が熱くなる。
    何度SIONに助けられた事か。
    収録曲 ()は収録されていないが実際の演目
    01 どけ、終わりの足音なら
    (忘れられない人のひとりくらい)
    02 忘れな草
    (前へ
    それさえあれば)
    03 笑顔
    04 Valentine
    (Makers Mark)
    05 素晴らしい世界を
    (MAYBE)
    06 エレファントソング
    07 夕焼け
    08 一瞬
    09 ちょっとでいいんだ
    10 新宿の片隅から 
    11 マイナスを脱ぎ捨てる
    encore1
    12 もう1回
    (お前がいる)
    13 元気はなくすなよ
    encore2
    14 砂の城
    (たまには自分を褒めてやろう)
    15 このままが

    久々に聴く『エレファントソング』が沁みる。
    利重剛監督の映画『エレファントソング』には、喫茶店の客としてSIONも出演していた。松田優作奥さんの松田美由紀主演のロードムービー。死んだらちゃんと土に還りたいという男の願いをかなえるために、彼女は屍体をきっちり埋めにゆく。そんな映画だった。楽器売り場で子供と『猫踏んじゃった』を掛け合い演奏するシーンもよかったなあ。最後に唄われる『ぞうさん』も。肉体の持つ瑞々しさが画面からこぼれていた。利重剛監督の『濱マイク』最終回もずいぶん前だなあ。あの回でもSIONはイカしてた。監督、新作とってよ。頼むから。
    ページはめくられ続けて 誰も最後の最後までは行けんよ
    小さな始まりとそれぞれの荷をしょって静かに 静かに終わるよ
    もっと大きく生きたかったり もっとずっしり生きたかったり
    何もかももうこりごりだったり 思いながら

    やっと平等の やっと人並みの 二回目の歌を歌うよ。
    やっと平等の やっと人並みの だけど 誰にも真似できない二回目の歌を歌うよ


    JUGEMテーマ:音楽


    waizzさんのミッドナイト・サウンド・ストリートというblog

    • 2008.05.19 Monday
    • 18:58
    hujishiro
    こうやってネットを徘徊していると、似たような感性とぶつかることがある。
    通り過ぎてはまた戻り、何度か拝見しているうちに、コメントしたりする。
    たいていはそんな距離感をとりつつ、いつか遠ざかり、
    たまに見るとそのサイトが既に存在していなかったりという事態もあったり。
    そうやって袖を触れ合ってきた、顔も声も知らない隣人たちが何人かいる。
    不思議だ、まったく不思議だ。
    つい先日、ブログのほうに書き込んでいただいた中・高が一緒だったという女の子?なんて、
    なんかはじめは記憶の片隅に引っかかっていただけなのに、
    記憶を掘り下げていたら頭の隅から離れなくなってしまった。
    記憶の中の彼女はフォークギターを弾きながら唄っており、その映像はシルクトーンなのだ。
    お蔭様で体は立派な中年メタボなのに、心の隅に青い心を抱いたひよったガキが住みついてしまった。

    さて、思い出といえば、
    『人体の不思議』展を観た後、一階で、『藤城清治・光と影の世界展』を観た。
    その切り絵作家の藤城氏は、国民的人形劇『ケロヨン』の作者だったことが展覧会を観ているうちにわかる。そのケロヨンも木馬座のトラブルによる解散で1972年ごろに消えてしまったそうだ。
    自分が幼稚園の頃はここもあそこもかしこもケロヨンだった。
    みんな『ケッロォヨォォォン〜』と叫び、『バッハハァアアアイ』と手を振った。
    だのに記憶には深いインパクトがない。小さすぎて思い出せないのだろう。
    『スーパージェッター』とか『マグマ大使』とか『8マン』とかは思い出せるのになあ。
    そういえば『鉄腕アトム』も最終回で泣いたとかいうような鮮明な記憶もない。資料から考えると当時6歳だからなあ。きっちり観たかどうかも定かではないではないか。
    しかし人間の記憶とはまったくあやふやなものである。
    ないものを作り、加工し、記憶はデフォルメされて完成型となってゆく。

    さて、ばかりだが、
    藤城氏が松山の光景を描いたものの大パネルが展示場を出たところにある。
    大和屋の屋上から見た景色と想定される。素晴らしい。

    で、やっと本題なんだけど、
    このたびwaizzさんのところにlinkを張らせていただいた。
    waizzさんは北海道の方らしいんだけど、なんというか自分とジャストフィットする人なのである。
    つーといえばかあというアレだけど、二人で酒とか飲んだりしたら些細なことで喧嘩しそうだな。
    いろんなカレの記事に手を叩き、そーだそ−だ、アンタはどうしてこんなにオレの心の琴線をえぐるの、とか、思うのだけど、

    以下、『俺たちの旅』に関するblogより、
    懐かしい・・・毎週日曜の夜は家族揃って見ていました。
    中学生のときのある種、バイブルだったドラマだったなぁ。
    バイブルだったっていうのは、エンディングで流れる
    『ただお前がいい』のとき今日の格言みたいに言葉が入るんだけど
     ともだちがいる ただ それだけでいい とか・・・
    それを毎週ノートに書きためていた記憶があります。日記みたいに・・・
    (中略)
    そのノート、高校生になると今度は『サウンドストリート』の
    甲斐よしひろの言葉が書かれることになったんだけど・・・
    甲斐さんもバイブルでした。『サウンドストリート』の、と言ったほうがいいかな。
    後に出版された自叙伝『荒馬のように』の中に、
    ほとんど収められたんだけどね。
    『俺たちの旅』
    に戻るけど、あれはバイブルであり憧れの世界だったんだ。
    東京へ行ったらあんな風に暮らしたい、と願っていたけど
    現実は社員寮に入りそんな仲間もいなくて悶々として暮らしてました。
    これが現実の暮らしと悟ったフリをしたりして。
    でも、その後出会う、今でも付き合ってる甲斐ファンつながりの仲間たち、
    その彼らがやっぱり『俺たちの旅』の世界に憧れ
    上京して仲間と吉祥寺で共同生活を始めて甲斐を語る・・・
    というユメのような楽しい生活をしていたんだ。
    そんな彼らと知り合った頃のことも懐かしく思うけど、
    コレだけ趣味嗜好が合うヤツラはそうはいないという思いで、
    今まで続いてるって感じかな。
    だから『俺たちの旅』と『サウンド・ストリート』は
    バイブルであり原点なんだな、ウンきっと。

    この記事へのコメント
    1. Posted by ulala 2007年01月29日 18:59
    昔はビデオもなかったし、オレもノートにTVの画面書き留めてたなあ。
    親とかには、あんな絵空事みたいにいくんだったら人生なんて・・とか言われたっけ。
    あの頃は茶の間のテレビをみんなで見るしかなかったから、僕らが見るときは当然親たちもいたわけで・・。
    いやあ、びっくりですねえ。みんないっしょだったんだ。
    『俺たちの旅』30年目の再会とかあったと思いますが、40年たったら、オメダとかなにやってんのかなあ。
    カースケもいつまでもくたびれてちゃいかんよね(笑)。
    もう一つのほうも。
    この掌は誰かを殴ることもできる、だけど握手することだってできるんだよ、じゃあ『LADY』を・・なんて感じのサウンドストリート、感動したなあ。

    てなわけでwaizzさんのblog愛読者です。
    http://blog.livedoor.jp/waizz/
    http://app.blog.livedoor.jp/waizz/tb.cgi/51397717

    レビトラのインタビュー

    • 2008.05.17 Saturday
    • 17:00
    本日新規ED患者さんが2名こられた。
    先日は一人の患者さんに各種のED治療薬を処方した。バイアグラ、レビトラ、シアリス。
    さて、どれの評価がいいのか、ちょっと楽しみ。
    36時間効くというシアリスは国内では苦戦しているようだが、医療サイトm3のBBSでは好評だった。
    シアリスを処方された患者さんが、『先生は神様ですか』といったくだりが披露されていたので、
    シアリスMR君にその画面を見てもらった。

    患者さんとのED治療において、
    セックスにクスリを使うことの是非とか問われたり、
    自分が今抱えているストレスについて延々と言及されたりして、
    一応見解を述べるのだが、
    これは医者としての意見というよりどちらかというと個人的見解になってしまう。
    セックスに対する考え方は個人差があり、人それぞれでいたしかたないし、それだからいいのだと思っている。
    バイアグラやレビトラを使うことには自分はなんら異論はない。
    女の人と話しててなんかセックスをめぐる深い壁があるのを感じることはよくあるので、これをナントカしたいと思うのだが、なかなか。

    というわけで、本日の診療は押せ押せだった。
    こちらの都合で書くと、夜尿症とかED治療というのは、話したりいろいろ聞いたりする時間が長いのでそこで外来がストップする。
    電子カルテ画面が視野に入り、数人先とかにやばそうな患者さんとかいると、気もそぞろでの診察モードになったりする。
    確かに膀胱炎の診療と、EDの診療では内容と密度が異なる。
    夜尿症で子供を連れてこられるお母さんは必死なのはよくわかるし、理論をしっかり理解していただかないと長い治療に結びつかない。
    尿管結石でうめいている人や、尿閉で腹がカエルのようにパンパンになってる人を後まわしにはできないでしょ。

    昔日赤で救急やってて、
    すたすた救急車から降りてきて、救急車で来たんだからわしを一番に診ろとか言う元気な老人とか、
    救急やのになんで待たせるんやとか『感冒』ですごく怒る会社帰りの方(カルテ見ると救急でしか来院してない!)とか見てると、
    なにがなんだかわからなくなる。
    できうる検査はすべてしなさいとか教えられる(頭痛なら頭部CTとか、腹痛なら腹単とか)し、
    ちょっと医療訴訟という字面が脳裏をかすめていったりもする。
    いえ、こちらも一生懸命やってますんでね、そこんとこよろしく。

    救急崩壊の一端はすでにそのときからあったのだが、それは置いといて、当院の外来である。
    早朝から番号札なるものを取るために近隣の方がこられていた。
    そして待合で7時くらいから延々と座って内科外来が開くのを待っている。
    その待ち時間を少しでも予約システムが緩和できるんならそれは有効投資だろう。
    ・・と、予約システムの会社から送られてきた請求書を見てしばし考え込んだのであった。
    まだどうなのかなんともいえないなあ。

    それで請求書眺めて資金繰りしたり、給与明細作ったり、書類書いたり、職員面接したりで、
    時間は過ぎてゆくのである。

    数ヶ月前にインタビューを受けたものが『バイエル』のサイトにアップされた。
    そのアナウンスです。

    なんか、こういった整備されたものを見ると、自分自身のぼろぼろのサイトをなんとかせんとあかんと思うのに、放置されっぱなしのひ尿器科サイトです。

    http://www.ed-netclinic.com/
    http://www.ed-netclinic.com/message/message.php?area_id=0&bayer_id=2042843
    http://www.ed-netclinic.com/ikyoku/my_ed/my_ed_out_bc.php?bayer_id=2042843&area_id=0
    EDclinic

    ダイヤモンドをおくれよ(ストリートスライダーズ)

    • 2008.05.16 Friday
    • 20:00
    ラスト・デイ
    時間をより有効に使い、自分をレベルアップし年収を10倍アップする。
    最近のビジネス本をまとめるとこんな感じだろうか?
    ただし、それらの本の著者はフリーで自分で起業しておられる場合がほとんどだ。
    自分の時間設計を自分のリスクで分断して、あっちにつないでという苦労をして、またそれが自分の範疇でできる立場に自分をもっていっている。
    労働のことをlaborという。(誰かに)使われる感じの言葉だ。
    それは(誰かに)搾取されているなんてニュアンスにも発展していきかねない。
    そんな感じで働いている人も多いと見受けられるが、いつまでもその目線では面白くもないし、発展性はなさそうである。
    仕事という単語はしいていえばworkだろうか。
    自主性の香りが感じられただろうか?

    自分も他同様、地を這っている。
    医療崩壊の裂け目には医者が医者以外の仕事を引き受けすぎているという側面も多々あるだろう。
    だから自分で立て直されることは自分の身銭を切ってでも立て直さなければならない。

    毎朝備忘録を書く。
    これをしてあれをして、それを一日かけて塗りつぶしてゆく。
    そして明日に持ち越された長期ビジョンはいつしか消えてゆく。

    サンボマスターのVoの山口君の対談集が面白そうだ。
    言葉が世界を変え、救う、そんなくだりを見た。
    昔自分もそう信じていた。
    だから自分が好きなのは音楽よりも詞だったんだと思う。
    今はただ窓の向こうの雨のしずくを守られた部屋のなかから見ている時代ではない。
    特におれら中年は。

    斉藤和義の演奏を聴いたとき、言葉と音の塊が一緒になって押し寄せてきて、
    1+1はらくらくと2を超えてしまった。
    こんなことがたまにあるから、探求はやめられない。

    92%くらいの疲弊した日々の残り8%の中の1%くらいに、ダイヤモンドは埋まってきらめいているのかもしれない。

    突然だが病気腎移植には反対である。
    あれは容認できかねる。
    議員立法など小ざかしいパフォーマンスを見ているとクソ腹が立つ。
    あんたたちこそ、ドナーが足りないとかいいながら人の命を蹂躙しているんじゃないのか。
    これ以上書くと賛否両論になるのでこの辺でやめとくけど、
    日本腎臓学会の手先でもなんでもないけど、腎不全を作る過程とかきっちり腎不全の背景を勉強してほしい。

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