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    仕事の近辺

    • 2007.06.26 Tuesday
    • 12:22
    lecture 2007.6.25

    夕方からよんやくで『LUTS』講演会。
    よんやくMSクロスワイズ・セミナーというものだそうな。30分程度。
    ようはユリーフをいかに売るかという会だったらしい、のだが。
    例の如く、そのあとは夜の街で酔いしれる。第一三共の大泉さん、少し変わっている。

    ●中外vsキリン・・てな呑気な話じゃないぞなもし

    エポジン(中外)JETスタディの中間報告レポートもらう。
    エポジンは1990年発売され、確かにそこから腎性貧血治療の概念はガラッと変わった。
    昔の患者さんはHtとか20くらいで、どうしようもなくなるとよく輸血していたものだ。

    今回のスタディは透析導入期に、エリスロポエチン製剤を使用開始した人のその後を追うもので、
    ほぼ導入早期にエポは投与されている。
    保存期からのエポ使用は63.15%であった。

    透析導入されてからは、平均4.40日目に使用開始されている。
    投与3ヵ月後の平均Hb10.41g/dlで、
    エポの使用量は3000*3 24%、3000*2 15%、1500*3 23%、1500*2 10%であった。
    すなわち透析導入後、いわゆる適正Hbまで到達されるには、エポのみで見ると4500単位以上を要するということ。
    維持透析では、エポ製剤が技術料に包括された。ひらたくいうと病院の持ち出しということだ。
    4500単位/w以下で始めてスケールメリットが出るようなことをいろんなところには書かれているが、
    この結果から判断すると、少なくとも3ヶ月ではそこまでの到達は難しいと結論されたわけである。

    そこで新製剤ネスプ(キリン)の登場である。
    こちらは維持透析患者専用とうたわれており、
    半減期が長いため週一回投与で可能ということである。
    比較する同等スケールでいうと新製品のほうが当然薬価は安い。
    最高量の9000単位/週とネスプ40マイクロを比較すると、月の差額は-14252となる。
    こりゃこっちに移行したくなるよなあ。
    7月になると臨床サンプルの使用が可能になるらしい。

    でも、ネスプに誘導しておいて、
    その分エリスロポエチン全体の実働価格が下がる方向にいったとしたら、
    今度は別の何かを包括化にして(ダイアライザーとか画像検査とか?)
    ますます透析医療費を削減するつもりなのかな、厚生労働省は。

    今、医者の不足が騒がれているけど、
    確かに昔と比較すると医療レベルは上がってきており、
    それらを充分に提供するには、設備投資とマンパワーが、昔よりは絶対必要なのだ。
    特に基幹病院といわれるところは絶対そうだろう。
    多くの医師、看護師、スタッフ。設備。
    その財源を縮小方向に向けたら・・やっぱり、崩壊しかないだろうな。

    雨のなかなか降らない松山で、こんなこと考えながら、黙々と働いて今日一日を乗り切る。

    日向汁もどき(でもなんでもない)ご飯を喰らふ

    • 2007.06.19 Tuesday
    • 18:43
    日向汁もどきご飯

    毎日毎日僕らは鉄板のぉ 
    上で焼かれていやになっちゃうよぉ〜

    というのは、『およげたいやきくん』だけど、
    鉄板から放たれて海の中に飛び出したたいやき君はどうなったんだっけ?
    きっと哀しい結末が待ち受けてたんだろうな。なんか身につまされる唄だな。
    ああまた思考停止パターンだ。夜が来る。逃げられない。サカナが頭を通り越して、西から東へ、また一匹。また一匹。ぽちゃん。おちんちんの皮を剥いても剥いても何も出てこないので、ボクはあわててカテーテルを挿入することにしたのだけど、呼んでも呼んでも誰もいないし、引き出しにカテーテルはなく、これじゃ商売あがったりだ先生はやく私をラクにして下さいよそういわれてもいやいやあああ。けけけけけ。

    で、きゅうりの味噌汁とふと思い、
    ああそりゃやっぱり冷や汁だ、日向汁っていうのがあったっけ、
    甘ったるい味噌のつぶつぶのヤツで、さつま揚げをいれるようなイメージかな、
    麦ご飯が定番っぽいなあと、頭の中で勝手に作り上げ、
    ふとググってみると、なかなかすばらしいサイトに遭遇する。
    http://www.kumaya.jp/hiyasiru.html熟読したわけでもなんでもないが、うーんと唸ったのだけど、
    案の定、疲れ果てて帰る道すがら、残り物での作成と相成る。

    きゅうりを薄くスライスして塩もみ、
    小鍋で出し汁沸かして、新ショウガをおろして投入、
    一方、できあいのネギトロをアツアツご飯にかけ、
    中央にくぼみを入れ、黄身を投入し、まわりにしょうゆをかける。
    わさびもちょっとおひねり程度。
    お汁のほうには、水気を絞ったきゅうりを入れ、
    えひめ名物ひしおを入れ、白ゴマを追加し、味見。
    丼と汁を別の椀に盛り、黄身にハシを突っ込み、
    ぐるぐるネギトロと混ぜ、
    がつがつと一口かきこみ、
    鼻ををフンと鳴らして、今一度天を仰ぐ。
    少し熱が通って、色の変わりかけた魚肉の上から、
    一気に別椀の汁を注いで、
    また混ぜながら喰うとなんかいい感じ。

    **
    日向汁ごはんという郷土料理は、それはそれは奥深いもののようなのですが、
    機会があればきちんとトライしてみたいものだと思いました。
    でも、どこかで本物食べる機会があるのかなあ。
    砥部にある『ゆうゆう亭』とかかなあ?

    透析学会キャンセルして、給料明細作ってます。

    • 2007.06.17 Sunday
    • 12:21
    井戸採掘中

    というわけで、変なテンションの金曜だったが、夜は社労士のS先生のレクチャーを拝聴する。全面的信頼を置いている一風変わった社労士の先生だ。
    もちろん頭は過飽和状態である。
    レクチャーというべきか、彼なりの気遣いというべきか。またいろいろ教えていただく。
    しかし、世の中適材適所とはよく言ったもので、隠れた逸材がごろごろいりゃっしゃる。それを知らぬこともまた罪のような気もするけど、オレタチは井の中の蛙だからな。

    誰かを評価するにの材料が必要なのは自明の理だと思う。
    プレゼンしないものにヨシヨシといってあげられるだけの度量は持ち合わせていない。
    いずれにせよ、何かことを起こして形にして結果を何らかの形で還元するまでは、楽しいことは20%くらいで、あとは果て無きぬかるみと多大な時間が費やされる、その覚悟なしでな何事も始められない。ひとつ新しいことを軌道に乗せるためにはその10倍の手間が必要だ。はじめるほうもヘビーなのだ。決まったものを遵守するのは、そりゃいつまでもそれだけじゃいかんと思うときもある。そして形になってものを螺旋階段上るようにくるくるめぐりながら繰り返す。ワトソンクリックのDNA螺旋みたいに上って行きたい。
    評価、査定、面接、給与、賞与、福利厚生、投資、補修、研修、人間関係、争い。おお、佐野元春の歌みたいだな。

    そういうわけで、日々、しんどいのである。

    井戸が完成した。
    水質試験の結果もばっちりクリアして、来週中には、旧井戸と交互ポンプ運転が始まる。
    新井戸は、井戸径100mm・深度15.0mで、適正揚水量は200L/min以下とレポートされている。
    この地は石鎚山系の伏流水が流れる地域で、水脈は一般的に豊富といわれている。
    災害時のライフラインというが、何をどこまで対処していいのかキリはない。
    自家発電装置だって備えちゃいない。
    しかし永年の勘案事項だった井戸問題がひとつクリアされようとしているのだということに、深い感慨を覚えている。

    今頃みんな透析学会で大阪だなあ。申し訳ない。

    そして『たこ泉』のたこやきを喰った数時間後、ゲロをこらえてオレは病院に自転車を走らせた。

    • 2007.06.15 Friday
    • 20:12
    たこ泉

    もう日も暮れてずいぶん疲れているのだけどね。今日は一日変なテンションだった。

    なあ、中村君、酔ってする話はすべていい話でオレってなかなかやるじゃんとか思って、ますます舌が滑るのだけれど、酔いが覚めてみると何を言ったのかも定かではなく酔生夢死であります。中華料理『つき』は、バーカウンターとテーブル席で中華を味わえる店。時々いく沖縄料理『十五夜』の姉妹店。間違えて手前のビルのレストランバー『月』という店に行ってしまうが、なんでこんなのが隣にあるのか。麗子ちゃんがオープンしたレイチェルという店は、前のSMチックな感じとガラッと変わって、普通のスナック風。れいちぇる、って、麗子のレイと歌手のレイチェルから採ったのよって、それ、どんな歌手?オレの知ってるレイチェルは『ブレードランナー』のレプリカントで黒髪の女で、背景は雨の降る宙から降ってくる広告塔飛行船だったり、漆黒に炎を吹き上げるタイレル・カンパニーだったり、そんな有象無象。
    禁断のからおけ。陽水。ウルフルズ。ミスチル。そして真夜中のたこやき。たこ泉。おっちゃん、やっと店の名前見つけたよ。今日は15分待ちでした。それにしても深夜にタバコ買う人多いのね。
    軒先の路上観察。「社長」って若いあんちゃんにお辞儀してる、真夜中1時の若い社長って何の社長?「お前へらへらクルマ流してたやろ」携帯の着メロ。あかんぼ抱いたグループのヒールが潰れている。結婚式の二次会風で空車に乗り込むおねえちゃん達は、花束を抱え。この平日深夜がウエディングなのか、今日って大安だった?そう、斉藤和義さんの『ウエディング・ソング』自分なりには完璧に唄えましたが、評価はどうでしたっけ?僕の乗ったタクシーもこれまた奇遇な遭遇で、以前仕事関係でお会いした方。びっくりの舞子タクシー。このブログも読んでくださっているそうで、これまた恐縮。いったいいつ寝てるんですか、睡眠薬と酒で寝てますよ。なにはともあれみんなありがとね。そりゃクワタケイスケさんのフレーズで、つきにいったからじゃなくっても『月』唄って、おかげさまで斉藤和義さんも2曲歌いました。
    深夜のご帰還で、子供の防犯ベル引き抜いて、とめ方がわからない。びぃびぃびろびろ凄い音。枕の下にに押し付けたり、振ったりしても、目はまわる、ゲロは出そう、なんだ、ピンに挿したらいいんや。これ気づかんかったらずっと鳴りつづけで、そりゃびびるわ。あれあれ。あれよあれよ。

    1時、2時、3時時とコールを受け、自転車の空気を、酔いの回ったヘロヘロの姿勢で注入し、腹を押さえてペダルをこぐ。近いようで遠い病院までの道のり。ここで転倒したり田んぼに落ちたりしたって誰も気づかんだろうな。みなさんはいはいどうどう、ulalaが参りますよ。

    破れたハートを置き去りにして、今夜もまた

    • 2007.06.14 Thursday
    • 16:36
    今話題の、「グッドウィル・グループ」の折口雅博会長(46)(同じ年だ!)だが、ジュリアナの人だったり、豪遊したり女はべらかしたり、自家用ジェット持ってたりと、話題には事欠かないようだが、そんなヤツに介護ができるか、というような論調の発言が掲載されていたのことに関してはムッとして、やがて哀しくなる。
    その発言自体の是非でもなく、彼の人間性云々の話でもなく、苦しんでいないお前らに苦しんでいる俺たちの何がわかるんだ、という、思考停止的お子様論調そのものが堂々と一応大手新聞とかに掲載されちゃうこと自体に、いやになり、嫌ぁな空気を感じる。見出しだけが一人歩きして、内容は付随も追随もできないままに、あの人はああいう人だから仕方ないんだよ、とかで終始し、根本が置き去りにされたまま、あとには何も続かないという、想像力の欠如した感情論だけで終わる。

    関係ないが、
    患者さんが『あんたは痛い思いしてないやろ、私の身になってみい』と言われるけど、『そりゃオレは痛くないよ、針刺すほうだし。でも医者がすべての医療経験しとったら身がもたんし、あんたにはなれんのよ。でもあんたの気持ちはわかるし、医学に関してはオレのほうがちょっとだけいろんなこと知っとんだから、まあがんばりましょうや』、
    そうオレはいう。イマジンの欠落が多すぎる。

    おごれるものは久しからず。刺されるのはいつも後ろから。後ろから入れて(こりゃ違う)。

    ふと思い立って、甲斐バンドのCDを手に入れる。

    『破れたハートを売り物に』(1981)。
    いわゆるNY3部作(『虜』『GOLD』『LOVE-0』)の前の1枚だ。A面とB面に落差があり、当時はA面ばかりを聴いていたような気がする。ちょっと音は今の音たちのようにはフォーカスを結んでいないが、やはりいいアルバムだ。この頃、甲斐よしひろは離婚し、このアルバムでも、そんな内容の歌詞を唄っている。今しがたおいら東京で離婚してきたばかり、ぼろぼろになるその前においらのすべてをあげる、と。実はミック・ジャガーとか、ボブ・マーレィの歌詞をそのまま翻訳したようなフレーズがちりばめられていたのだが、それを知ったのはずっと後のことだし、当時の自分は甲斐さんの詩に生かされていたようなもので、それらがほぼハートの中心を占めていた。
    さて、みんなきっと破れたハートを売り物に浮かれた街角をさまよっていたのだけど、今は、破れたハートもどこかに置き去りにしてしまったのかもしれない。くどいが、古いSFのように、自分の心臓はとっくに売り払ってショーケースに並べられ、人工心臓が動いているだけなのかもしれない。オレタチは、バイオハザードのゾンビ君たちのように、本能だけで生きて、手を前に突き出し、反射的に人間の肉を求めて、そんな存在なのかもしれない。甲斐が唄っている。生きることを素晴らしいと思いたい、お前といきたい、一人ぼっちは嫌だ。破れたハートを売り物にして、浮かれた街角を今夜もひとりさまよっている。雨の日も風の日も、オレの愛はお前のものだから。ああ。破れたハートを売り物にして。

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