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    Each in different time..

    • 2006.08.31 Thursday
    • 17:43
    いつか読書する日
    いつか読書する日

    http://www.eiga-dokusho.com/

    イライラしているのだろうか。
    ホントに久々に早朝覚醒して、ビデオを観る。

    みんなおんなじ時代に生きているようだけど、
    各々が、少しずつ違う位相で生きていて、
    時にクロスして、時にリンクして、
    時に平行線上で、時に反対のベクトルで、
    それでも、
    時を過去に戻すことが出来ないということだけが、
    哀しい事実だったりする。

    いや、ホントは、決して哀しいだけのことじゃあないんだろうけど、ね。

    市の福祉課に勤める岸部一徳が、
    「あのーっ、50歳から85歳までっていうのは長いですかねえ」
    「どうして?」
    「私、ちょうど今50歳なんで」
    と、85歳の老人に問い、老人は「そりゃ長ぁ〜いよぉ」と答える。

    ワタクシハ45サイ。
    チョットツカレタ ドコニデモイソデ イナイ オッサン。


    その絶妙な間合いから、映画は後半に向けて転がり始め、
    彼は駆けだしてしまい、
    最後に(ある意味では)、振り切れて向こう側まで飛んでしまう。
    平凡な人生を選択した男と、
    くたくたに疲れてしまえば悩みなんてなくなると、一人でいる人生を決めた女。
    自分の時間軸で生きる元英文学者・現認知症老人。とその妻。
    万引きを繰り返す子供を強制保護にする岸部。
    母親を責める岸部一徳の足元にすがりついた子供の視線から眼をそむけられない。
    癌で余命いくばくもない女は時間きっかりの牛乳配達の音を待っている。
    ネットでもなく、TVでもなく、柔らかい夜を包むラジオのDJ。
    文字にしてしまうとわざとらしい伏線たち。
    だが。

    それらを凌駕する風景の中を牛乳瓶の揺れる音とスニーカーの女が駆けてゆく。
    いろんな人生が交錯して、交わり、離れ、終わりながら続いてゆく。

    メヲ トジテ ウカブ オマエノ フウケイハ ?
    ソシテ ソコニハ ドンナ カゼガ クウキガ ?


    田中裕子の部屋のぎっしり詰まった本棚。

    年取るって、残酷だけど、
    時は、決して過去へ向いてはすべらない。
    その残酷さが人生のリアルだ。

    そのリアルを今日も。

    夏はやっぱり終わりに近づいてきているような・・

    • 2006.08.28 Monday
    • 19:34
    土曜日の透析学会が終わり、脱力感を味わう暇もなく、
    日曜は、昼から『えひめ排泄ケア』中予地区勉強会。
    会場は老健施設れんげ荘というところ。
    いつもながらみな熱心で、頭が下がる。
    『排泄のメカニズム』と『医師の対応を必要とするケース』の二つを講義する。

    夕方から新居浜で後輩の先生の開院パーティがあるので途中退場。

    これから新居浜で一からスタートする後輩に、
    8年前の自分の姿が妙にダブるのだが、
    何もいうべき言葉がないのに唖然とする。
    何をどうしたらどうなるというものでもないのである、そうなのである。
    「がんばってね」と思うのみである。

    透析学会でのスタッフの発表は、
    それなりに現場でやってきたことを機会よくまとめることが出来たので、
    自分としてもけっこう感慨深い発表となった。
    特に臨床工学技師部門の『RO水の清浄化』に関しては、
    技師部門できっちりしたデータを外に向かって表示できた第一弾なのでうるうるものか?

    そんなこんなで、まあ、せわしい週末だった。

    クルマの中で浜田省吾の『MyFirstLove』をやっとゆっくり聴く。

    これって、なんか青春を振り返る曲調のものも増えてきていたり、
    時代にそぐわないぬるいラブソングもあったりだけど、
    やっぱりハマショウ節は健在だ。

    家を思いながらも、家を出てしまった自分
    すぐに帰ろうと気づけば5年目の夏。
    走らせる車の背景に、
    夜空を覆う大輪の花火・・・がかぶさってゆく。
    うー、映画とかサントリーのCMみたいに、
    あるいは遠くの戦争のように、か?

    こーゆーのってナカナカ捨てがたいのです。

    どぶねずみってねぇ

    • 2006.08.18 Friday
    • 19:20
    リンダリンダリンダ
    リンダリンダリンダ

    けしてまけない
    つよいちからを
    どうかぼくにください
    りんだりんだ りんだりんだりんだ


    blogにけっこう仕事の愚痴とかを書いていた時期もあった。

    最近は日々の憂鬱を書き込まないように努力している(つもり)。
    そして、そうなってからまだそんなに長い日ではないと思う。

    日常の業務と糧に対するレスポンスは、
    自分なりにはマキシマムの反応で行うように心がけている(これもつもり)。
    そうしないとこの零細企業も回らない、
    仕事も回らない、
    俺の脳みそも回ってゆかない、
    次に否が応でもいかんといかんから、

    ・・・というのがその理由なのだけど。

    顎は上がり、はぁはぁ言ってる。

    自分が決済とか決断とかしない限り、
    この船はどっちに向いても進んでゆかない。
    そして、たとえそいつが明後日の方向を向いていたとしても、
    それが自分の決断なら、クソみたいなもんでも受け入れられるかもしらんじゃないか。
    失敗だったとしてもそれがオレの限界点だったんだと。
    (そんな潔いものでは実際はなく、枕を涙でぬらす夜とか、ゲロで布団を汚す夜とかばかりである)

    臨戦態勢。

    柴田とシオンと野音の空

    • 2006.08.16 Wednesday
    • 19:13
    東京ノクターン
    東京ノクターン

    右と左にわかれるために
    長い時間をかけて出会ったわけじゃない
     by SION

    東京周辺に雷雲が鎮座している。
    やっと飛行機が高度を下げはじめ、雷雲の中で、エアスポットのように踊る。
    羽田到着は遅れる。
    あせる。焦りは焦りを増幅する。怒りにも似た。
    時間がない。タクシーで赤坂まで。

    タクシーの運ちゃんがいかに自分はやる気がないのかを延々と話し続ける。
    それでも東京では、やってけるんだよねえ。
    俺なんかさぁ、一日の終わりに飲む酒代だけあったらいいもんねぇ。
    今日は空港でまちぼうけ、
    雷のせいで3時間くらい飛行機が下りてこないんで、
    しょうがないから昼寝もしちゃったしね、
    やる気なくなっちゃった、
    赤坂方面にこうやってむかえるんで、これで早退にするよ。早退。
    5時過ぎたら会社はさぁ、夜勤のおっちゃんだけになるんで、
    電話で早退です、っていうだけでOKなのよ。
    正職員のいる昼間じゃそうはいかないからねぇ。
    でもこの業界も開業規制が弱まって、
    自分らの会社みたいな大手のほうが逆に人足んないのよ、
    だから、ここクビになってもいくとこあるんだ。
    ・・なんか、これから聴きにゆくシオンの唄みたい(『フラフラフラ』がまさにタクシードライバーの唄があった。)である。

    東京は雷雨という予報であった。
    何度yahooの天気予報を見ても。
    それも夕方からだとのたまわれる。

    あせりながら、ホテルの部屋で着替え、雨対策を完璧にして(レインコート・傘・タオル・着替え・防水バック)、再びタクシーに乗り込む。
    開演の時間は迫っている。

    日比谷野音の受付で柴田と合流。雨は上がっている。
    雨に濡れた緑の匂い。アスファルトに波紋を映し出す様々の水溜り。蝉の声。
    久しぶりに見る柴田は何も変わっていない。

    大盛り焼きそばとジャンボフランクとアルコールを調達し、
    はがきとチケットを交換して会場に入る。
    入り口に『シオン兄さんへ』という花輪がある。ニューロティカと書かれている。
    (福山雅治からのものもあったという話?)
    何度もDVDとかビデオで観た野音である。
    いろんなミュージシャンのいろんなシーンで観た野音。

    のりのり席とじっくり席があって、じっくり席を頼んだ。
    少し湿ったコンクリの席に、柴田がキティちゃんのビニールシートを敷いてくれ、そこに座る。真ん中の真ん中くらいである。

    そして、軽やかに、
    右の肩から三角巾を吊った、
    赤いTシャツのSIONが登場し、
    空は晴れてきて、
    空は晴れて、

    そして

    ・・・・空がだんだん夜の色に変わり、
    俺は3度くらい泣いた。
    悲しいのではなく、ただ泣くように泣いた。
    涙のあふるるままに、泣いた。

    ベースの井上さんが病欠とのことで、
    その夜のMOGAMIはベースレスバンドだったけど、
    それはそれでMOGAMI、最上の音でドカンとやってくれた。
    ゲストでは、案の定、森重氏が出演し、
    『場所』『午前0時のメリーゴーランド』を松田文氏のアコギで聴かせた。

    東京では、成田空港に雷が落ち、電車も止まった夕方、奇跡に近い夜。

    SIONを観にきてよかった。
    SIONに会えてよかった。

    何度か、涙をぬぐうよに、野音の空を見上げた。
    雲は少なく、晴れた夜空に。
    イケハタジュンジのタイコと、
    サカナのピアノと、
    ブンさんとカズヒコの弦楽器が
    奏でるアンサンブル、
    に、
    シオンの声がのっかって。

    奇跡にも似た。奇跡に近い夜。

    なぁ、柴田。

    まだまだいけそうだ。


    ありがとね

    • 2006.08.15 Tuesday
    • 10:28
    FINE
    FINE


    福岡の『一口餃子』を送ってくれた、
    今はジンゾウガクで偉くなってしまったI先生。
    ところでブンブンは元気かな?

    そのいただきものの餃子90個、
    親子3人で餃子デーと銘打って、一人30個に挑戦したけど、
    満悦満腹。

    実は弟のところに子供を預かってもらうので、
    その手土産として、一人餃子30個*人数=9名=270個郵送も考えたけど、
    自分で焼いてみて、やっぱ多すぎるよなあ、と、断念したしだい。

    8/5の夜中も2番町の『ぎょうざや』でばくばく喰ったが、
    餃子もウソがない食べ物のひとつだ。
    出てゆく腹にも嘘はない、みっともなさだけ。

    でも、年喰ってくると、
    餃子片手に、浴びるよにビールビールビール、
    っていかない自分がちょっと淋しい。


    真心ブラザーズ『FINE』という、
    協和の松山が貸してくれたCD聴く。
    再結成したMBのちょっと地味目な1枚だ。

    MBは、八幡浜から帰りのクルマで時々聞いていた。
    その頃ボクは週1回、八幡浜の広瀬病院というところに透析のバイトにいっていたのだ。そこでもいろんなことがあったのだがそいつは割愛。別の話。

    9時から夜昼トンネルを登り、
    長浜経由の海沿いのコースと、
    中山経由の犬寄峠コースと半々で帰った。
    最終到達地点は重信だ。

    NHKでなんていうかわからないが少し年配の女性DJがゲスト呼んで話し、音楽をかける。そのセンスに打ちのめされていた。UAを知ったのもこの番組だった。chaboもリラックスしてしゃべってた。モッズの森山も。
    MBの『ループスライダー』いいなと思った。

    松山の『FINE』に触発されて、昔のベストアルバムを探し出して聞いた。
    『拝啓、ジョンレノン』・・なつかしい。
    YO-KINGのアコギで始まる『素晴らしきこの世界』ひたすらいい。
    『空にまいあがれ』はevergreenだ。

    『FINE』はMB久々のアルバム、というか再結成一発目のCDだ。

    松山は『スマイル』という曲が好きと言っていた。
    行き着く先がどんなところでもずっと君といようよ、というポジティブな歌だ。

    倉持陽一の書く『丘の上』に、

    丘の上から世界をみおろす
    人の音 空気をふるわせる
    夢の中から現実にさよなら
    空っぽでも笑っていいんだよ

    好きな歌を空へ歌い
    大好きなあのこへ届けと

    犬が遠く夜空に吠える 
    ぼくはこれから
    どう生きていこうか
    悩んでるふりをする
    ・・・丘の上


    とあって、そのシャイさが心地よい。

    松山と僕の嗜好はもしかしたら似ているのか、
    それともヤツがあわせて持ってきてくれるのか?
    わからないが、秋にやってくる甲本ヒロトたちの『ザ・クロマニヨンズ』を僕らは観にゆくことになっている。

    ビートで踊れ。70年代のガキどもよ!

    そういえば、昨日SMA*SMAでrespect70s観たけど、第1位『さらば恋人』にはめげた。『いちご白書をもう一度』『なごり雪』『22才の別れ』『神田川』『木綿のハンカチーフ』『HERO』『翼をください』・・ああこれが俺らの世代の歌なんだ。

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