昔、レッド・ツェッペリンというバンドがあった。
有名でみんなが知っている『天国への階段』という曲があった。
The tune will come to you at last.
When all are one and one is all
To be a rock and not to roll. というヤツだ。
ロックバンド(?)として再生した
RCサクセションののCD『ラプソディ・ネイキッド』をやっと手に入れる。
1980年久保講堂だっけ。
帯コピにすべての元ヒッピーに捧ぐと書いてある。
この帯コピも『シングルマン』のパクリだ。
土曜日の夜に1枚目(CD2枚+DVD1枚なのだ)を聴くのだがいい。むちゃくちゃいい。金子マリもRCの一員だったんだ。
ザ・ハイロウズが活動休止に入り、花田率いるジプシーズの2枚目のCDももう少しでリリースされるそうな。
先日若いMRと話していて、オレが気をひかれるのは昔経験したようなものと似たようなものなんだよ、と、語った。
ちょっとさみしいですねえ、と、彼には返されたのだが、
古いものにしか嗜好の向かないことは悪いことだとか、寂しいことなのだ、とかは一概に言えないと思う。
古い皮の袋に新しい酒を盛る、
酒は古い味に染まるのか、ブレンドされたsomething newになるのか、ただ朽ちてゆくのか、
そいつはわからない。
ただし、ただじゃあ転ばないってことだ。
大川嶺(おおかわみね と 読む)から笠取山に伸びた細い舗装路は崩れていた。
つぶれた牛舎が散在している。
登山道もどこかわからず、クマザサの中の獣道みたいなところを1時間ほど歩く。
一応、笠取山頂上と大川嶺頂上は極める。
人はおらず、遠目には牧草地のような山々が続いており、天国のような風景である。
四国ではないような光景だ。
もっとゆとりを持ってこの光景を眺めたい。
砥部の温泉に入り、解散。S友のY光君ありがとう。そして埼玉の柴田も。
で、天国へと続く階段から振り返ると、どんな光景が見えるんだろう?
地獄に堕ちる時はそんな余裕もないだろうけどな(例えだよ例え、たいした意味はない)。