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    また・・喰いもんの話か

    • 2005.03.30 Wednesday
    • 19:35
    昨日はなんだか気疲れしてしまい、帰り道でボリュームのあるものを食べようと決意する。
    ポークステーキを計画するのだが、いつものマルヨシに、豚ステーキ用の肉が2枚しか残されていなかったので
    (トンカツ用とステーキ用ではやっぱりちがうんだろうか?)、
    より豪勢に豪州産格安牛ステーキ(2枚980円)にすることとする。
    一皿料理なので、付け合わせをさらに豪勢にということで、キノコの生クリームソース仕立てとすることとし、なんかかわいらしい一口ジャガイモを付け合わせに買い、有機栽培ミニトマトの焼き物と合わせることとする。
    生クリームの隠し味にコチジャンを入れてみるが、これ旨い。
    もうご飯を食べると何もする気がせず、寝る準備に移るのみである。
    例の池波正太郎先生の本を寝っ転がりながら読むのだが、先生はビフカツを好んだらしい。
    うーん、ビフカツというだけでなんだかこじゃれている(と思いませんか?)。

    HPのframeちょこっと変えました。

    以前書いてた、こんな事発信して何になるのというペシミスティックな感じは依然としてぬぐえないのですが。

    http://www.enpitu.ne.jp/usr6/68426/

    江戸前の天ぷらってどんなの?

    • 2005.03.29 Tuesday
    • 18:10
    院長室から望むパチンコ屋

    昨夜から、故・池波正太郎氏の弟子の方が書かれた料理の本を読んでいる。

    料理人でなくとも、料理に一家言を持っている人にはある種の思想がある。
    それが、料理の姿形や、立ち上る匂い、味覚とかを想起させるのみでなく、なんかものの考え方となって現れているので面白い。
    よく、何とかムックみたいに、手早くやって安くっておいしいみたいなビジュアル系の本が、大量生産されているが、あれは雑誌と一緒でめくるにはいいが、では、それを実際作ったあとに、そのページを紐解いた人間に何が残るかという点からすれば、やはり、ムックで終わるのである。
    最近読んだ、小林カツ代氏の本とかには、なんかそうかそうなんだという、目からうろこみたいな、something newがあった。
    それと料理作りがうまいかと、料理の味覚を味わうものとしてぬきんでていることとかが、相関しないのがつらいところなのだが。

    そんなことを考えながら日常業務をこなしてゆくかたわらでパチンコ屋は着実に建ち続けているのだった。

    院内感染のレポートを書き、医療安全対策のことも院内協議事項に乗せるのだが、こうやってまで守らなければならない『命』に、値札がぶら下がっていたり、本人の意志と関係のないところで命に関するあれこれが続いていることに、いきどおりを越えて、むなしさを覚える。

    この家で最後のホームパーティー、椎名誠風に書くと、次の家はみんなの帰る場所に・・なるのかな

    • 2005.03.28 Monday
    • 19:49
    3/26土曜日は、この家で最後のホームパーティだったのだが、それがくしくもSくんの送別会を兼ねることとなってしまう。
    彼は転勤で、4月から埼玉にゆく。
    防衛医大の担当だそうだ。
    防衛医大のお医者さん、これがまたイメージしにくいなあ、と書けば、これまた差別だな。
    泌尿器科の医者は鼻がペニスになってるとか、ね。
    おお、みんなフリークスの集まりか(なんだかシャレにならない部分も多分にあるような気もしないではないが・・)。

    うちの家族は、全員が何らかの形で彼の世話になっており、そのプレ家族のような彼という存在がぽっかりと抜け落ちることの喪失感を推し量れないまま、ホームパーティという楽しげな命名は、送別会といいかえるとなんだかどんよりねっちょりしたものに変わってゆくのだった。
    このへんの哀感は、先日椎名誠氏の『春画』を読んでいる時に感じた寂寥感と相見えるところがあるような感じだ。

    さて当日だが、夕方やっと仕事をこなしマルヨシで買い物中に、尿閉の患者さんにコールされ、冷凍食品素材はあきらめて、病院に帰る。
    それでばたばたと、帰宅し、ああ、あと2時間しかないわと、準備を始める。
    揚げ物の準備をまずして、グラタンにかかり、大根を刻む。最後の煮物はことこと系は時間がかかるので牛コマを使うのいう何かちょっと反則メニューである。
    それはそれとして、始まれば、みんな彼のことを思いつつ、叫び、酒を飲み、罵倒し、勝手なことをおらび、与太も出て、
    いつものようにあっという間に時が流れる5時間であった。

    そんなわけで、せっかく持ってきていただいたNaomiメニューも自作も写真に残すことはできなかったのである。

    当日のメニューを

    1.ワンタンのチーズ揚げ(うちの子供作)
    2.キムチいり豚カツ
    3.揚げ根菜の煮浸し(サツマイモ、カボチャ、レンコン、にんじん)
    4.牡蠣とベーコンのグラタン
    5.今治風鯛飯(Naomi作)
    6.ムサカ(Naomi作、なんてスパイシーかつジューシー!)
    7.ビーフシチュー(M下作・いつも好評定番と化しつつあり)
    8.満腹で食べたのは2名の牛肉の韓国風スープ煮


    酔ってみんな好き勝手に叫ぶのだが、
    『オレは料理ではNaomiに勝てず、透析では*先生に勝てんのかよお』と言っていたけど、
    ああ、オレはまだなんか勝負したいんだ、と、これまたやはり、二日酔いの夕方に、他人事のように思ったのであった。

    狂ってゆく午後

    • 2005.03.26 Saturday
    • 14:53
    まずはイメージありき。

    廃墟に、暗い空から雲が開け、一条の光が差す。
    コケで覆い尽くされた、古い時代の兵器の先端に、鱗粉を撒き散らしながら蝶が羽を休める。
    鱗粉は毒であり、この世界の大気はもはや、正常の呼吸は困難である。
    からしてその生態系に生息している件の蝶が撒き散らしている鱗粉も有毒物質なのだ。
    しかし、誰もみることのないその風景を、見ているものがいればため息を漏らさざるおえないだろう。
    その美しさに。

    昼から給食委員会。

    西日本泌尿器科に、『髄膜炎菌とクラミジアが尿から分離された急性精巣上体炎の1例』(西日本泌尿.67:139-141,2005)というのが載っている。

    髄膜炎菌(Neisseria meningococcus)というと、当然髄膜炎の原因菌のメジャーなものだろうに、海外ではそういった菌による、尿道炎やら子宮頚管炎の報告は散見されるそうな・・。髄膜炎菌は健常者の喉頭からも検出され、フェラチオを介して感染すると推定されているのだが・・。これから日本でも散見される可能性もあるのでそういったものも念頭において、という風に書かれている。びっくりである。ちなみにどうして喉頭に常在しているのかは不明である。

    なんか、ここからはただの素人的な感想と変わるのであるが、
    ハンニバル・レクター博士が脳みそをソテーして、その脳みその持ち主に喰わせるという映画があったけど、
    不埒なことに、自分の頭に、脳みそにペニスをねじ込んで、射精している男の下半身映像が浮かび、
    ああ髄膜炎菌はここから来たんだ、と、了解している自分を見ながら、胸をなで下ろしている別の自分がおり、

    ああ、やっぱりおれは狂ってくんだ、こうやって。

    人事管理は反吐が出そうだ

    • 2005.03.25 Friday
    • 20:40
    昭和歌謡大全集
    昭和歌謡大全集
    村上 龍


    昨日は午後、保健所に『医療安全管理講習会』の受講に。

    大きな病院は確かに専任のリスクマネージャーやら委員会を立ち上げられるだろうけど、何でもかんでも一緒にしてのリスク管理というのは、どの分野でもそうだがマンパワーに欠く分不利だ。でも、医療事故は起きてしまえばアウトで、そんな人手がありませんだ徹夜で疲れてたんですだの何だのいう言い訳など通用するわけもなく、世の中は益々ハードになってゆくばかりだ。

    これだけは読もうと思い立ち、村上龍『昭和歌謡大全集』(幻冬社文庫版)を購入し、寒いので布団に潜り込んで一気に読む。
    映像がちらつきながら読んだので、なんだかちょっといつもと異なった読書になった。
    みんな満足感を得られないままで生きてきた人たちが満足感を得るために手段は変わっているが、殺人で、満足感とか幸福感を得るというようにまとめていいのかどうかわからないが、そんな感じの話で、自分で考え、共通の目的に向かって互いがコミットし実行してゆくことの重要性みたいなものを伝えたかったんじゃないかな、と、書くと、平凡な感想になってしまうなあ。

    もう少しで、その龍氏の新作が発売されるが、これを読むことになるのはいつの日か。

    『半島を出よ』(上・下)

    ショウもないことに振り回されてまた一日がくれてゆく。

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