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    天神の屋台で、SIONと握手した左手②

    • 2008.10.25 Saturday
    • 17:52
    tenjin

    旅はいろんな出会いをもたらす。
    ・・と書くとなんか月並みだけど、今回はなんか『酒』と『屋台』が舞台装置となったせいか、天神という街がそうさせたのか、
    SIONの唄を借りれば、まったく奇跡にも似た夜だった。

    さて、ライブが終わり、疲れた足をひきずって、歩道を歩く。
    ロゴス前の歩道にはミュージシャン出待ちのヒトがたむろしている。
    屋台を探して歩く。連れの中村君(といって彼がリサーチしてくれてたりするわけですが)と延々と歩き、ペッとショップでワンちゃんを見学したりして、またもとの屋台通りに戻ってくる。
    屋台は全部で7-8軒だろうか。ビルの前の歩道に並んでいる。
    屋台の前に丸椅子が出て、待っている人の異様に多い屋台が一軒あり、あとはぼちぼち(といっても座れる人数は限られているので閑散とした屋台はない)といったところ。
    こういう時は一番賑わっているところに並んで、待つべきなのだろうか。でも飲みだしたら居座っちゃうよなあ、普通。後に待ってる人の視線感じながら飲むのいやだし。
    少しはなれたところに、少し暗く、天ぷらと書かれた屋台があり、そこに行くことにする。
    だって、そこが呼んでたのだ。『玄海』の暖簾が揺れている。それに、屋台で天ぷらなんて、他にはないじゃないか!

    あいている席に座る。老夫婦二人っきり。おばちゃんにビールを頼む。屋台の押し車を囲んで、コの字型の席に、7-8人の客でいっぱい。
    天ぷら盛り合わせと、瓶ビールで宴をはじめる。
    「お疲れ!」ビールが無茶苦茶旨い。
    目の前のバットに揚げた端から入れてくれる天ぷら。800円とは思えないくらい次から次に出てくる。
    横の団体と話すでもなしに話していると、今回の講演のプロモーター関係の方たちらしい。
    真横の30代の男性は、元ミュージシャンで、SIONのファンらしい。
    らしいとか言って、話を聞いていると、らしいどころではなくコアなファンで、やたら詳しい。詳しすぎる。

    で、さっきのライブも、もう少し時間があればSIONが会場喰っちゃってましたよ、という話になる。
    彼は、SIONの『がんばれがんばれ』という唄が奥深いと言われていた。
    中村が話に聞き入っている。
    彼は本日SIONの肉声にノックアウトされて舞い上がっている。興奮して瞳孔も開いている。はぁはぁ言ってる犬みたいだな。なに、そりゃお酒のせいか。いや、たぶんどっちもだ。
    でも、聴いてみるとその意味がきっとわかると思う。SIONの声は魂の奥まで、たとえが古いけどイワニシミイルセミノコエみたいに染み込んでくるのだ。
    やっぱり行かれたことないんなら野音ですよ、という話になる。うんうん、と、頷く。
    SIONは毎年、日比谷の野外音楽堂でライブを行なっている。
    ライブは日が暮れる頃にスタートし、皆酒を飲んだり、座ったり、前のほうで踊ったり、それぞれのスタイルでSIONとライブする。それがSONらしいのだ、ぜひ体験されると良いですよ、と。

    SIONは小児麻痺をわずらっていた。そのせいで右手が少し不自由だ。
    彼はプロモーター権限で、終演後、2階席でSIONと握手してもらったらしい。そのときとっさに左手を出してしまって、悪いほうのSIONの右手で握手してもらったことを後悔していた。
    そのくらいのファンなのだ。そしてその言動は決してイヤミには聴こえない。
    ヴォルテージが上がってきて、焼酎のおかわりを頼もうとすると、おばちゃんが、もう店しめんといかんのよ、と、言う。なるほど12時だった。
    彼に、酔っ払ってバイバイを言うのだけれど、その時に、その握手した彼の左手と握手してもらう。
    間接キッスみたいなものだ。なんて、おれたちはただのガキみたいだな。それがうれしい。なんかうれしい。
    「野音で会いましょう」、と、別れる。

    ふらふらふら という曲があったのを思い出す。

    喋りっぱなしのバイトの助手は 俺には理解できない言葉を使い
    仕事についてこれないかわりに 俺は奴の話についていけない

    今夜もまた 約束の時間に 間に合いそうもないや
    怒ったあいつの 顔が浮かぶ できないことは言わないで けどよ

    約束のひとつも しないことにゃ フラ フラ フラ


    http://plaza.rakuten.co.jp/nsp20020126/diary/200612160000/

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