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    愛媛県腎臓病患者連絡協議会40周年記念講演、春木繁一先生のお話を聴く。

    • 2013.11.19 Tuesday
    • 13:42
    haruki

     くどい文章になりますが、自分の備忘録も兼ねて。
    2013年11月10日(日曜日)午前中の講演会の記録です。

    愛腎会40周年記念講演を二日酔いで聴きに行きました。
    ベッドから這い出すように起きてクルマに乗り込んでなんとか時間前に到着。

    タイトルは、
    「41年の透析を、どういう工夫で、知恵で生きてきたか-精神科医として患者として-」
    だれも透析大好きという人はいません。私も「仕方なくやってきました」
    サイコネフロロジー・精神療法研究室 春木繁一先生というものでした。

    先生はタイトルのとおり、自ら透析者として生きてこられ、透析患者さんの心理学といった分野のパイオニアでもある。
    そして、座長は松山日赤、腎センター部長の原田先生、という、なんて豪華ラインナップなんだろう。
    (武智は、自分で病院をやる前には、日赤で2年足らずですが、原田門下で修行したのです。思い出すと辛かったけど、そのおかげで今日があると思っております)

    春木先生のっけから自分の透析条件をおしげなくされしてくれる(これはほんと会場にいる透析患者さんにとってはとってもためになるわ)!

    患者としては、

    ・除水は今は200ml/hrくらいで多くても500を超えないこと。
    ・1回の透析時間は6-6.5hr(週あたり18-19.5hrする)
    透析の時は15時開始で、最初の2時間くらいは寝ていて、それから衛星放送で時代劇見て(自分が現役の時は見れませんでしたから)、21時くらいからは現代のドラマを見て、そうしているうちに終わるんですと。
    エリスロポエチン製剤はまったく使っていないにもかかわらずHt48-50%(ガイドラインではHb表記だけど、Htでいうと推奨値は30-33%くらいで、先生のデータがいかにいいかがわかる)。
    ・塩分は5-8gを目標にする(無駄にナトリウムはとらない、朝昼は塩分少なめで夕方は4gでしっかり味付けするとか)
    (外食の弁当なんて無駄なものはご法度、自分で調理する)
    (トーストにバターはつけない、つけるならジャムでカロリーを補う)
    (目玉焼きは塩を付けないで食べれるようにする、野菜はドレッシングかけず、野菜のナマの味を味わえるように修行する)
    (焼き魚もコショウと少量の塩で食べる)
    食事についてはとにかく自分で訓練していって、時に羽目をはずすといった感じで。
    ・リンに関しては吸着剤を食事量で調整しており、リンが良ければカルシウムもいいようで、副甲状腺ホルモンの値もよく、今はアルファロール0.25-5くらいの内服だけです。
    (透析を何十年もしていて、副甲状腺の過形成にもならずに、骨もまずまずという人は、先生と同年代に始められたヒトがいたとしたら、まずはみつからないのではないか)
    ・運動すると汗が出るこれが尿の代わりです。今は足が弱って運動なかなか出来ませんが、50代はいろんなチームの会長もしてました。

    とにかく、十分は透析をすることがね、大事なんですよ、だから私の外見見たら、透析してるようには見えないでしょ、と、笑われる。

    精神科医としては、

    ・則をこえず(欲張り過ぎない)
    ・ハンドルの遊び(透析の前にはたまには羽目をはずしてラーメンを食べるとか)
    ・人生を楽しむ(エンジョイ)
    ・闘病にならないように
    ・あきらめる=明らかにする(なる)(どこかでは自分が透析患者であることを認識する)
    ・ユーモア、笑い、ミーハーになる
    ・おおらかさ

    一番大事なのは、家族とかスタッフとか、いろんな人に愛されたという体験であると。

    (これは透析にかぎらず、ヒトがヒトとして認めてもらうのはやっぱり「愛」なんだよなーと武智もこの歳になってやっとわかるたぐいのものだ。
    「バカヤロー」とか、若い時はいきがって、誰の助けもいらねえよとか思ってたけど、自分も愛されて育ってきたんだと思うよ、ホント。
    両親とか、学校の先生とか感謝ですよね、遅すぎますけどね。
    だから遅すぎるかもしれないけど、汝の隣人を慈しむことが大事なんですけどね。)

    長期に生きていくための心がけ

    ・感謝
    ・柔軟さと頑固さ(塩分の取り方とか、自分は絶対6時間透析を譲らないとか、決めたことは順守するという頑固さ)
    ・不安は不安
    ・希望を持つこと

    最後に西条八十さんの「かなりや」の歌を例えに出されて、

    患者さんに寄り添って、話を聞いてあげて、患者さんの方から心を開いてくれるのを待つんですよ。
    ダメダメと怒るのでは駄目です。
    歌を忘れたカナリアは ぞうげの船に銀のかい 月夜の海に浮かべれば 忘れた歌を思い出す・・ってことなんだそうです。
    患者さんが自ら歌を歌い出してくれるのを待つんです。

    これは、ほんと医療者として耳が痛い話でした。
    おいお前、透析医としての初心を忘れてるんじゃないかと、神様が春木先生を使って、自分に言ってくれたんじゃないかとさえ思いましたよ。
    リセットされるわけではないけれど、自分は透析医療の現場にいられるというラッキーももらってるんだし
    心入れ替えてますますがんばらんとイカンなあ(ま、それがなかなかムヅカシイし、自分から言わすと待てども待てども便りのない患者さんも決して少なくないわけで・・)と思った次第です。

    以上。

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