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    「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」+映画版「ノルウェイの森」(extended ver.)

    • 2013.04.15 Monday
    • 07:23
    コメント:村上春樹は連鎖反応を引き起こす。

    コメント:2回め。extended ver.なんか手に取るようにわかる映画ってあるもんだ。

     「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
    発売されてからたったの3日なのにAmazonみるとすごい数のレビュー!
    良きにつけ悪しきにつけ、村上春樹さんはそういうものを背負っている作家になったのだ。

    で、まだリリースされたばかりなので内容への言及は控える。

    今回の村上春樹の主人公「多崎つくる」くんは36歳で、自分の封印された過去と対峙しようとする。
    36歳にもなって?
    遅すぎると思われるだろうか?
    でもこんな世の中では、36歳は昔の24歳くらいなのかもしれない。
    だから、この小説はなにも若者に向けて書かれたんじゃないと思う。

    いろんな指摘のごとく、すべては宙ぶらりんだ。
    でも人生ってそんなもんだろ。整合性つけて未来にいけた試しがない。傷ついて傷つけてそれでもまだおろかしくあがいているんだ。
    52歳になっても過去と対峙できない人はたくさんいる、このおれのように。

    そうやって人生は前を向いてしか流れてゆかない。
    あの時彼は彼女は(たとえ無自覚だったとしても)自分に対して何かメッセージを残して去ったんじゃないか?
    去っていったヒトもいる、残ったヒトも、でも残ったヒトだって普通にやってりゃうまくいくもんでもない。

    夢のなかに出てくる殺人者が自分でも、現実の世界に生きているのが空っぽの自分でも、時は等しく過ぎてゆく。
    おれは忌まわしい過去に蓋をして生きている。
    その蓋なんてもう開けたくもない。
    でも、一番近いところで、いつだってのぞける忌まわしい過去は、ドアの向こうから艶めかしい触手でずっと誘惑しているんだ
    なんて甘美で隠微な過去。
    そのうねりの中にいっそ身を任せてしまいたいとも思う。
    今のすべてを捨てて。
    いきたい、いってしまいたい!

    じゃあなんでおれはここにとどまっているんだろう?

    その問いに対する答えは、自分で見つけるしか無いんだ、だから生き続けるしかないんだ、この世に残された生きとし生けるものは。

    そう春樹さんは言っている、と、自分は受け取った。

    そして、今日、トラン・ユン監督の映画版「ノルウェイの森」(2011)エクステンデッド・エディションの方を観る。
    (ホントは「平清盛」終わったらすぐ見ようと思ってたのだよ!)

    長い長い話だった。
    ワタナベ(松山ケンイチ)が、自分のアパートの公衆電話から、ミドリに電話をかけるシーンで、映画はぷつんと切れるように終わる。
    「僕はいったい今どこにいるんだろう」
    電話は鳴り、遠くの世界にいる人とも会話はできる。
    もしかしたら死んだヒトとも通じるかもしれない。でもそこにぬくもりはない。
    以前、「ノルウェイの森」を読んだ時自分は46歳だった。
    今、再び読んだらどんな思いを抱くだろう。
    答えられないといはいつまでたっても答えられないままだ。
    それが36歳でも、46歳でも、今の52歳でも。

    それでも村上春樹は何度も何度も問い続ける。

    昔のblog
    ノルウェイの森 に わけいる

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    • 2014.04.04 Friday
    • 07:23
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      コメント
      わたしは、とりあえずAmazonで本は買いません。ネットで買うなら、三省堂とジュンク堂がいっしょにやってるネット書店にしました。本屋さんをAmazonのショールームにしないためにも、小さな努力をしています。
      三省堂がお店をたたむことはおそらくしないと思うので・・。

      さて、このノルウェイの森も装丁の勝利と当時は言われて
      クリスマスカラーに金の帯でバブル時代、みんな買ってました。色彩を持たない・・のつくるは名古屋出身だとか。
      本屋さんで立ち読みをして、よかったら買おうと思います。
      • はじめまして
      • 2013/04/18 5:17 AM
      ははは、はじめましてさん、本屋もCDも、飲食業もなんだか大変なことになってますよね。

      確かに本屋には生で手に取れる幸せがありますよね。だから本屋行くと関連して、思っても見なかった本を買ったりします。それはしあわせですよね。

      でもね、現物が有るところってこの田舎だと少ないんですね。ジュンク堂っていうのがあるけど、街の中だし・・。紀伊国屋は一編潰れたしなー(デパートのフロアで移転再生してますけど)
      まあkindleも買っちゃったし、なんだかAmazon包囲網で一網打尽って感じですかねー、こっちは。
      • ulala
      • 2013/04/18 3:22 PM
      ジュンク堂も、ネット書店をやっているので
      ジュンク堂ネット書店で買うと、店舗のほうも、連結決算だから生き残る・・という意味だったのですが・・。

      つまり・・あまり流行ってないお店があっても
      トータルでみれば利益出してるから
      あまり流行ってないお店も生き残る・・という・・。
      • はじめまして
      • 2013/04/19 5:13 AM
      あ、ジュンク堂と三省堂ではなくて
      ジュンク堂と丸善がいっしょにやってるネット書店でした。

      日本一の品ぞろえを目指しているそうです。

      貼っとくね。

      http://www.junkudo.co.jp/first_visit.html
      • はじめまして
      • 2013/04/19 5:16 AM
      そうでしたか、全然深く考えていませんでした。
      そういえば地元の大手「明屋書店」でもネット販売はじめたような気が・・。そちらもシステムも調べてみます。
      • ulala
      • 2013/04/19 6:44 AM
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