いよいよ愛媛でも「ダ・ヴィンチ」によるロボット手術が始まったそうだ。愛媛新聞によると3例が手術施行されたとのこと。
K先生とY先生が先頭切って立ち上げて、若い先生を引っ張っていくんだろうな。
こういうのってチーム医療が結実する瞬間で、現場はすごい熱気あなんだろうなと想像して、正直うらましい。
まあ、他人の芝生が青く見えるうちはオマエもまだまだだよってことなんでしょうけど。
現時点では、適応は前立腺癌だけだが、そのうち婦人科領域にも拡大されるのかもしれない。
愛媛大学の方にも機械は入るそうだし、今後は、前立腺がんの手術はほとんどダ・ヴィンチに置き換わるんだろうな。
若いDrたちは大変だろうけど、こんな新しい技術を「地元・愛媛」で学べることは素晴らしい。
でもそうなると他の病院での手術件数は激減するのだろうか?がんセンターは?とかいろいろ外野なりに考えるよなあ。
ちなみに小線源治療(放射線)ができるのは、がんセンター・大学・日赤だ。
だから前立腺癌治療の選択肢をあげるとき、どうしてもこの3つの病院に紹介することになってしまう。
・・とか一開業医が勝手にほざいてすみません。
山中先生じゃないけど、どっかで「過去」を断ち切らんと前には進めないんですけど、
そう考えると、最先端のロボット手術だって腹腔鏡手術の延長線上であり、そのもっと基本は解剖学と開腹手術の手技なんだけど。
それにしても、おいらの前には古いしがらみばかりが積み重ねられていきます。
昼から泌尿器科のタイル張替え。エレベーターの点検。職員面接。マイクの交換。今、シンナーの香りにクラクラしながら打ってるところ。
愛はここにあると唄ったのは玉置浩二さんだったかな。
いったいどこになにがあるんだろうな?
本題と関係ないな、これは^^;