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    つれづれ その4 Hello,Mr.MURDER.

    • 2011.06.18 Saturday
    • 09:50
    評価:
    コメント:やっぱり松たか子でしょう、この映画は。

     ■映画『告白』を観る。

    誰もが自分の理由を持ち、それはそれなりにそいつの口から出るときは正当性があって、でもそれはそいつの理由でしかない。
    それを誰かが看破しまたそいつの論理で語る。
    そうやって彼の夜と彼女の夜は決して交わることはない。
    でも実は人生だってそんなもんなのかもしれない。
    誤解が曲解を産み、お互いの妄想が表面的に絡み合ってるだけの『愛』。

    ■では絶対なんてこの世の中にはないのか?

    『off course,NOT!』

    そんな疑心暗鬼をこれでもかこれでもかと突きつけられて、
    笑ったまま凍りついた、ヒース・レジャーの『ジョーカー』が登場する。

    「このボタンをどっちが先に押すかだ、
    お前らが良心の呵責ってヤツに苛まれてる間に、向こうの船に乗ってる奴らの握ってる起爆装置のスイッチが押されるかもだぜ、
    そうなればドカン!お前らは肉片になって跡形もなく飛び散るだろうな!haha-ah」

    バットマンの正義も虚しく空を切るだけだ。誰も夜空に浮かぶバットシグナルなんて見てもいない。


    ■あの輝かしい夜なんてとっくに終わってたのに、誰もが何かに浮かれていたのかそれとも熱にうなされてただけの悪夢だったのか、
    悪夢なら覚めたらいいのだからまだしも、こいつは正真正銘ジョークなしの現実で手に負えない。

    手に負えない現実が、放射能や、津波の形で頭をもたげている。

    あの夜グラスを交わして笑って莫迦言い合ったことも、あの時本気で酔って怒ったことも、一夜開けたら白茶けた現実の中に埋没しちゃうばかりか、
    『うっそだよぉん〜なんちゃって』で終わってしまうたぐいのものだったのか。
    だからなにもなかったことにしてまたウソと自己都合だけを繰り返して、まやかしの『夢と愛』を語るのか。

    ■『変ゼミ』同様、深夜に15分枠でやってる『よんでますよ、アザゼルさん』というアニメがある。

     第10話 「イチゴのカレーを召しあがれ!」は泣けて、そして一気に蹴っ飛ばされる話だ。

    nyorin

    コスプレサークルで、いちごカレーを出品して、アニメ美少女キャラ『苺の戦士 ニョリン』になる佐隈さん、
    絶好調で部員も雰囲気に酔いしれて感動している。
    コスプレサークルのメンバーは、みんないじめられたりひきこもりだった過去があり、コスプレが唯一彼らの存在理由なのだ。
    その彼らの作るいちごカレーが飛ぶように売れ、会場はハイになり、
    その中心に『苺の戦士・ニョリン』に扮した佐隈さんがいる。
    でも、あまりの盛況でカレーが売り切れ、冷蔵庫の中に残っていた、ハエの悪魔『ベルゼブブ』が自分のために仕込んでおいたスイーツを、カレーに仕込んで食べさせたところが失神者続出。

    だってそのカレーはう◯こだったんだから!

    コスプレ会場をダッシュで逃げ出す佐隈さんと、ベルゼブブとアザゼル!
    サークルは壊滅。
    悪魔探偵の事務所に戻った佐隈さんは涼しげな顔で『わたしのせいじゃないですヨォ』と。
    お前は魔女や!関わったものすべてを不幸にする魔女なんや!お前と関わると不幸になるんじゃ!!
    佐隈さんが一番悪魔なのかもしれない、たしかに。

    誰かの不幸が自分の幸せなら、ちょっとだけ涙を流しベロ出して、それで蹴りを入れよう。思いっきり。だって悪いのはわたしじゃないもん。

    そのムードは『告白』の乾いて軽薄な残酷さと似た空気を持っている。


    ■平野啓一郎氏の描いた悪夢『決壊』に書かれていたのは。

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    • 2014.04.04 Friday
    • 09:50
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      コメント
      off course は小田和正。

      of course.
      • はじめまして
      • 2011/06/18 8:11 PM
      また間違いでした。^^;
      • Ulala
      • 2011/06/19 12:08 AM
      組職が損傷を被って傷の治癒過程が順調に進行
      傷跡及び構築(引かれた傷跡)の程度が軽くなる場合が多いです。
      正常な傷の治癒過程
      邪魔する局所的要因や全身的要因を理解
      http://www.pscliahn-j.com/
      「告白」見ました。amazonで取り寄せて3ヶ月くらいほったらかしでした。
      中学校の1年の教室がメイン舞台なのに、R15作品ってどんだけすごいんや?と思いながらプレーヤーにディスクをセット。

      a) 殺意があるのに殺すことが出来なかった犯罪者。
      b) 殺意はなかったけど殺してしまった犯罪者。
      前者は殺人未遂、後者は殺人。罪深きはどちらなのか。

      a) ヒット曲を口ずさむように軽くに発した、傷つけるつもりはなかったけど傷つけてしまった言葉。
      b) 作詞するように時間をかけて組み立てて弁論したけど、全く相手を動じさせることが出来なかった言葉。
      パワーがあるのはどちらの言葉なのか。これはa ?

      いや、結局そんなものはいずれも価値としては
      c) この壁を、この人を守ろうと思って発したけど屁の突っ張りにもならなかったスカスカの言葉
      と同じレベルでしかないのかも。

      「一生忘れません」と文集に書いたけど、今やほとんど記憶にない小学校の修学旅行の思い出。
      ドレスとタキシードで「命ある限り」と神に誓う結婚の報告、それだって離婚の報告は役所だけで済むし、別にそれで神に咎められることもない。

      こうして考えると言葉は重いようで軽い。こうしてtypeする言葉も、リアルで発する言葉も。
      いや、言葉がheavy or not heavyではなく、それを受け止める人が重さを決めているのかな。
      発信者側の「そんなつもりで言ったんじゃない」なんてフレーズは日常あふれまくってますもんね。

      ―――映画の進行を追いながら、副音声でそんなマイコメンタリ―を付けて観てました。(^^; 面白さは微塵も感じなかったけど、考えることが好きな人にはいい映画でした。
      見終わった後に「誰が一番悪人だと思った?」をテーマに感想を述べたときに、人によって意見が違う、という映画。「告白」も妻夫木くんの「悪人」も2010年の作品でした。
      このテの邦画がヒットする、今の日本はそんな時代

      この「告白」って、HIV・エイズもストーリー展開上欠かせないキーワードになってる映画ですが、この映画タイトルを英訳するにはどちらが適当なのですかね?
      一般的なconfession?
      それともコチラですかね?
      http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88

      >現在では、エイズは日常的な接触程度で感染する病気ではないことが判明しているが、エイズがまだ概要が不明の病気であった頃には、HIV感染者であることが分かると、一部の医療機関が「適切な医療汚染対処設備が無い」などとして、医療拒否をする事態が起こっていた
      ↑近年話題の救急車のたらいまわしとはまた別次元の話ですが切実なことですね。。。病院側もたくさん課題を抱えてるのは予想つくけど。
      (この映画の進行とは関係のないクダリですが付記しちゃいました)

      confession はnot heavyだけど、coming out はheavyだね、などと思いながら、dvdをケースにしまいました。
      • koichi
      • 2011/08/15 2:05 PM
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